明石家さんま、お笑いにおける「理想のツッコミ」について語る「お客さんが気づく0コンマ何秒に、笑えるセリフで置きに行ってあげる」

2019.03.24 (Sun)
2019年3月23日放送のMBS放送のラジオ番組『ヤングタウン土曜日』(毎週土 22:00-23:30)にて、明石家さんまが、お笑いにおける「理想のツッコミ」について語っていた。



明石家さんま:瞬発力とかはおそらく落ちていって、たけしさんもよく言ってましたけど、ツッコミの言葉、分かってるけど浮かんでこなくなる、遅れると。

村上ショージ:へぇ。

明石家さんま:遅れるのも、0コンマの世界なんですけど、我々は。0コンマ何秒を早く伝えるって言う。だから、お客様、見てるお客様が気づいたことを、ちょっと前に同じ期待する言葉でツッコむのがベストなんですね。

村上ショージ:ああ。

明石家さんま:一番のベストなツッコミなんです。そこを今は、新しい言葉に変えたり、ツッコミがボケになったり。色んなことを工夫してきたけど、本当の素晴らしいツッコミは、0コンマ何秒、お客さんが言おうとしている、その前でボンッて笑えるセリフで置きに行ってあげるのが本当はベスト。

飯窪春菜:うん。
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ビートたけしが語る「漫才におけるツッコミの役割」

2013.02.14 (Thu)
ビートたけしの著書「間抜けの構造」にて、ビートたけしが芸人になり、そしてどのようにして漫才のスタイルが確立されたのか、漫才におけるツッコミの役割について記載されていた。

間抜けの構造
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前記事:どうして芸人・ビートたけしが誕生したのか?

相方・ビートきよしとの関係性

フランス座でエレベーターボーイとして働いていた時代、2年先輩である兼子二郎(ビートきよし)から誘われてコンビを結成することになる。その当時、兼子は先輩であったことや、自身からコンビを組むことを誘っている経緯もあり、「俺がお前に漫才を教えてやるから」と語っていたようだ。

その当時のことを著書の中で
随分、漫才のことをきよしさんに教えてもらった。"間"の取り方をはじめ、漫才のイロハをね、といっても誰も信じないか。今考えるとわらっちゃうよね。でも最初はきよしさん、本当に「お前"間"が悪いよ」とか言ってたんだから。
と記していた。

ツービートの漫才スタイルの発端

ツービートとしてコンビを組んだが、当初はすぐに売れることもなかった。
「ツービート」は最初きよしさんがボケで、おいらがツッコミだった。
それでやってみたけど、これが"間"をどうこう言う以前の問題。きよしさんは"間"が悪い以前にネタがない。何を勘違いしたのか、舞台の上で世間話を始めちゃう。もちろん、客はクスリともしない。

全くもってウケることのないきよしのネタに対し、ビートたけしはツッコミ始めるようになる。
しょうがないから、おいらが「お金払って、お前の世間話とつまんねえギャグを聞いてどうするんだ!」って、どんどん突っ込んでいったら、客がドッと笑ったんだ。
それでお客が笑ったから、「これだ!」と思って、もうジャンジャン「こいつバカですから」と言いながら、きよしさんの出身地である山形の悪口をさんざん言った。そうしたら今度は、きよしさんがそのツッコミに対して、「そんなことはないよ」とか「よしなさい」って言うようになった。そうやってボケとツッコミが逆になったのが、みなさんの知ってる「ツービート」のスタイルになったわけ。

 相方のネタ振りに対し、きよしはたけしの望むツッコミを入れない。そこで、たけしはきよしに対し逆にツッコミを入れ、結局のところたけしは、ボケとツッコミの両方を行なっていく。いわば、たけしがボケとツッコミを行い、きよしが「うなずき」「相槌」を行うというのが定番のスタイルになっていった。
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