博多大吉、若手芸人がやっと掴んだチャンスで番組出演するも「裏番組がジブリ」だった場合「声をかけようがない」と発言

2017.08.24 (Thu)
2017年8月23日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『たまむすび』(毎週月-金 13:00-15:30)にて、お笑いコンビ 博多華丸・大吉の博多大吉が、若手芸人がやっと掴んだチャンスで番組出演するも「裏番組がジブリ」だった場合、「声をかけようがない」などと語っていた。

博多華丸・大吉式ハカタ語会話
博多華丸・大吉式ハカタ語会話

笹川友里:月・火の『たまむすび』を聴いてたらね、月曜日はハライチの澤部さんがいらっしゃっていて、火曜日は薬丸さんがいらっしゃっていましたけど。

博多大吉:はい、はい。

笹川友里:我々、水曜日は今のところ、スタジオ変化はないですね。

博多大吉:ないですよ。水曜日って、いっつもこうなんですよ。

笹川友里:はっはっはっ(笑)長年(笑)

博多大吉:番組が始まった時から、水曜だけなんか1回だけお休み、みたいな。

笹川友里:そう、そう(笑)前回のスペシャルウィークの時も、先生にそう教えていただいて。

博多大吉:うん、そうそう。

笹川友里:水曜日は、ゲストが大体入らない、というね。

博多大吉:そうそう。大体、通常営業ですから(笑)

笹川友里:大体、このまま(笑)

博多大吉:そう。だから、甲子園の決勝はどんとこいなんですよ(笑)

笹川友里:はっはっはっ(笑)

博多大吉:だって、普通のことしかやんないんだから(笑)

笹川友里:はっはっはっ(笑)
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おぎやはぎ矢作、「魔女の宅急便・キキ似の女性と結婚」と毎日新聞が掲載したことに驚く「スポーツ紙じゃねぇの?」

2017.01.06 (Fri)
2017年1月5日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『おぎやはぎのメガネびいき』(毎週木 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・おぎやはぎの矢作兼が、「魔女の宅急便・キキ似の女性と結婚」と毎日新聞が掲載したことに驚いていた。

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矢作兼:もう、別にいいけどね。(結婚相手が)「魔女の宅急便・キキ似」も、じゃあいいよ。

小木博明:そっちでいった方がいいよ。ジブリで。

矢作兼:「キキ似」って書いてるの、でもよく考えてみたら、毎日新聞なの?ウソだ、スポーツ紙じゃねぇの?

小木博明:え?「キキ似」が?

放送作家・鈴木工務店:毎日新聞です。

小木博明:毎日新聞が「キキ似の一般女性と結婚」って書いてある。

矢作兼:え?毎日新聞?

小木博明:へぇ。

矢作兼:ちゃんとした新聞じゃん。

小木博明:ちゃんとした新聞でも取り上げるって凄くない?結構、凄いと思うよ。

放送作家・鈴木工務店:凄いと思いますよ。一般紙の方に。

小木博明:スポーツ紙はね、芸能は結構…

矢作兼:たしかになぁ。鬼ヶ島よりは上行ってるかもしんないな。

小木博明:いってるよ。全然上だよ。

矢作兼:「キキ似」って、俺、『魔女の宅急便』観てないんだけどさ。

小木博明:いいんだよ(笑)なんでそういうこと言うの?最初に(笑)

矢作兼:俺は実写よ。俺が観たの、実写だけだから。

小木博明:ふふ(笑)なんで実写を観てんだよ(笑)

矢作兼:アニメの方は観てないけど、意外に良いんじゃないの?「キキ似」って。

小木博明:いや、可愛いんだよ。めちゃくちゃ可愛いんだよ。可愛い、可愛い。本当にタイプ、俺も。

矢作兼:だから、特定の芸能人に似てるって言われるよりも、「キキ似」とかの方が俺は良いと思うのね。

小木博明:結果ね、良かった。
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ジブリ・宮﨑駿とEXILEに共通する「徹底したファン至上主義」

2014.04.01 (Tue)
2014年03月28日放送のJFN系列のラジオ番組『鈴木敏夫のジブリ汗まみれ』(毎週日 23:00 - 23:30)にて、スタジオ・ジブリのGMである鈴木敏夫と、EXILE・ATSUSHIが対談を行っていた。そこで、ジブリとEXILEに共通するファン至上主義について語られていた。

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鈴木敏夫:ジブリってね、同時に何本も作るってなくてね。

ATSUSHI:はい。

鈴木敏夫:去年は、本当に珍しくって。『かぐや姫の物語』と『風立ちぬ』。両方やったんですけど、非常に例外で。

ATSUSHI:はい。

鈴木敏夫:普段は、1本の作品に全部賭ける。1企画で1スタジオ1つのスタッフ。それで1本作るんですよ。

ATSUSHI:はい。

鈴木敏夫:できたところで、それを世に問うて、上手くいくかどうか。内容も興業も。

ATSUSHI:はい。

鈴木敏夫:そういうことをやってきたんで、その結果によって、次が決まるっていう。本当に、1本ごとの勝負でやってきたんですよね。

ATSUSHI:はい。

鈴木敏夫:だからね、いわゆる長期計画とかは考えてこなかったですね。

ATSUSHI:なるほど。

鈴木敏夫:良かったのか、悪かったのか。そうやってやってきました。

ATSUSHI:あぁ、なるほど。(EXILEも)1曲1曲が勝負ですし。

鈴木敏夫:ないがしろにすると、ダメですよね。
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ドワンゴ会長・川上量生「コンテンツ所有者が報われないネット社会」

2013.12.23 (Mon)
2013年12月22日放送の『鈴木敏夫のジブリ汗まみれ』(毎週日 23:00 - 23:30)にて、株式会社ドワンゴ代表取締役会長・川上量生がゲスト出演していた。そこで、コンテンツの所有者が、口コミ自体も取り込んだビジネスモデルを考えていく必要がある、と語っていた。

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対談登場人物

鈴木敏夫:株式会社スタジオジブリ代表取締役
塚越隆行:ウォルト・ディズニー・ジャパン ジェネラルマネージャー
川上量生:株式会社ドワンゴ代表取締役会長

SNSなどの口コミが産み出す広告収入

川上量生:(映画作品などに)特典を付けたりするのって、それなりにコストも掛かる話じゃないですか。それに、費用対効果もある。

塚越隆行:うん

川上量生:どうせやるなら、そういう形で特典をつけていくのは正しいと思うんですけど、将来的に、そこに付けていかなければならないのは、口コミの方だと思うんです。

鈴木敏夫:口コミ?

塚越隆行:そうですね。SNSとか。残念ながら、それがディズニーは出来ないんですよ。これが次の僕らのチャレンジになると思うんですけども。

川上量生:ネットって、無料モデルが中心じゃないですか。広告を出すといったことで採算をとろうとする。その広告モデルで考えていく場合、コンテンツを持ってるって人は、実は損で。コンテンツを出したところにくるPVよりも、そのコンテンツの噂をしている人、「面白かった」とか、どうだったって言ってる人のブログとかのPVの方が、はるかに多いんです。

塚越隆行:うん。

蚊帳の外におかれるコンテンツホルダー

川上量生:PVによって広告料金をもらえるわけで、それというのは、ネタを提供したコンテンツ会社には、一切、広告料金が入ってこないんですよ。

塚越隆行:うん、なるほどね。

川上量生:だから、広告モデルで考えると、コンテンツ業者っていうのは、インターネットの仕組みでは、搾取されている状態なんです。

塚越隆行:持ってかれてしまっている(笑)

川上量生:今はそれが当然のこととされてますけど、そういうのも、いずれはコンテンツホルダーが、そこをコントロールできるようになるべきだっていうか、ならないとやってられないと思うんですよね(笑)

塚越隆行:僕もそう思う。今はできないんだけれども、近い将来にそういうこともできるって思ってます。

川上量生:僕もそういう方向になると思うんですよね。
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ジブリ・鈴木敏夫「忘れられない宮﨑駿との出会い、そして第一声」

2013.12.16 (Mon)
2013年12月11日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『大沢悠里のゆうゆうワイド』(月曜日-金曜日8:30-13:00)にて、ジブリプロデューサーの鈴木敏夫がゲスト出演した。そこで、宮﨑駿との出会いについて語っていた。

鈴木敏夫は、慶應義塾大学文学部卒業後、徳間書店に入社。『週刊アサヒ芸能』企画部に配属となった。事件記者として取材を重ねた後、『アニメージュ』創刊に携わり、対談企画を通じて宮﨑駿と出会ったのだという。

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『アサヒ芸能』記者時代の恐怖体験

大沢悠里「『アサヒ芸能』でいろんな記事を書かれたんでしょ?」

鈴木敏夫「あそこはね、ありとあらゆることをやらされるんですね」

大沢悠里「おぉ」

鈴木敏夫「柔らかいものから、硬いものまで」

大沢悠里「怖い目にも遭ってるでしょ?」

鈴木敏夫「えぇ。小野悦男って連続殺人犯がいて、捕まるんですけど、弟さんの家に取材に行きまして」

大沢悠里「えぇ」

鈴木敏夫「夜、取材に行ったら、『何しにきた?』って言われて。パっと見たら、出刃包丁を持ってるんです(笑)」

大沢悠里「ほぅ」

鈴木敏夫「缶詰か何かを持ってったんですけど、『取材です』って言ったら、『バカヤロー!』って言われて。人間って不思議ですね、そういうときって足がすくまないんですね。すぐに逃げました(笑)」

大沢悠里「そうですか(笑)」

鈴木敏夫「怖いことって、遠くで見てると足がすくむんですけど、近くで見てるとそうでもないですね」

見城美枝子「逃げられたんですね」

大沢悠里「そういう取材をされてた方と、『千と千尋の神隠し』が繋がらないんだよ(笑)…そういう記事を何十本と書かれて?」

鈴木敏夫「毎週1本でしたね」

見城美枝子「事件記者ですよね」

鈴木敏夫「葬式が一番イヤでしたね。誰かが殺されると、葬式に行かなければならないんですよ。そうすると、葬式に行かなきゃいけなくて。誰かの話を聞かなければいけなくて。なんとなく家のそばに行って。入りにくくてね、家の周り、3周くらいするんですね(笑)」

見城美枝子「はい」

鈴木敏夫「思い切って家の中に入って。それで入った途端、そこに座るんですよ。親戚の間に。そこでただ一言だけ、『…大変でしたね』って言うと、だいたい喋ってくれるんですよ」

見城美枝子「名インタビューアー(笑)」

大沢悠里「そういう修羅場もくぐり抜けて。そこからアニメの雑誌に移られて」

鈴木敏夫「そうなんです」

大沢悠里「『アニメージュ』っていう」

鈴木敏夫「アニメーションの専門雑誌なんです」
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ジブリ・鈴木敏夫P「宮崎駿作品が莫大な制作費を要するワケ」

2013.11.06 (Wed)
2013年11月06日の「子供たちに聞かせたい『お金儲け』の話をしよう。」にて、ジブリのプロデューサーで知られる鈴木敏夫が出演していた。そこで、子供たちに対して、アニメーションにおける「お金の問題」について語っていた。

1400億円の興行収入はどこへ消えたか

鈴木敏夫「ジブリ作品の興行収入を全て足すと、なんと1,400億円になるというんです」

中山秀征「それで、どれくらい利益になってるんですか?」

鈴木敏夫「では、その内、どれくらいジブリに残ってるかって気になるでしょ?ほとんど残ってないんです」

中山秀征「鈴木さんが使い込んだわけじゃないですよね?」

鈴木敏夫「中山さん、よく考えてから物を言ってください(笑)ほとんど残ってないんですよ」

中山秀征「制作費って、どれくらい掛かるんですか?」

鈴木敏夫「1本の作品で、400~500人の人が関わってるんです。その人達を拘束するでしょ?そうするとね、何ヶ月掛かるかで、アニメの制作費というのは決まるんです」

中山秀征「人件費として、お金がどんどん出て行くんですね」

鈴木敏夫「そうなんです」

中山秀征「たとえば、1分間作るとしたら、どれくらい掛かるんですか?」

鈴木敏夫「アニメーターっていうのも、色々いるんですけどね。その人達のノルマが、1週間5秒なんです。そうすると、1ヶ月で20秒になるでしょ?1年間になると、240秒になるんです」

中山秀征「はい」

鈴木敏夫「つまり、1年間で1人あたり4分になるんです。だから、僕らの作品では、2時間の映画を作るのに、最低、2年掛かるんです」

中山秀征「なるほど、そんなに掛かるんですね」
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ジブリ・鈴木敏夫「スターウォーズ以降に変化した映画の『テーマ』」

2013.09.30 (Mon)
2013年09月29日放送の「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」にて、スターウォーズ以降、映画のテーマが変化した、と語られていた。

この内容が語られたのは、雑誌『SPUR (シュプール)』7月号の朝井リョウ(『桐島、部活やめるってよ』で知られる直木賞作家)×ジブリ・鈴木敏夫プロデューサーの対談だった。

何者 朝井リョウ
何者

「哲学」を必要とするようになった映画

鈴木敏夫「ハリウッドってところはね、ちょうどスターウォーズが作られた頃に、それまで作ってきた映画と、それ以降の映画で、一変するんですね」

朝井リョウ「はい」

鈴木敏夫「それは何かと言ったら、それまでハリウッドってところは、映画は何をテーマに作ってきたかというと、『LOVE』なんですね」

朝井リョウ「はい」

鈴木敏夫「歴史劇であろうが、ギャング映画であろうが、西部劇であろうが、全てテーマは『LOVE』だったんですね」

朝井リョウ「えぇ」

鈴木敏夫「だから、『生きるってのはどういうことか』なんていうテーマは、あまり関係なかったんですね」

朝井リョウ「あぁ」

鈴木敏夫「愛する/愛さない、なんですよ」

朝井リョウ「はい」

鈴木敏夫「僕は、スターウォーズのプロデューサーと知り合って、そこで教えられたんだけど、『これからの映画は、LOVEではない。philosophyである』と」

朝井リョウ「哲学ですね」

鈴木敏夫「そう。『これからの映画は、哲学である』と。そういう要素が入ってないと、お客さんは観てくれない、と。僕、ビックリしたんですよ(笑)」

朝井リョウ「そのお話、前も伺って、凄い好きなんですけど。根底にあるものが、どんどん変わっていくんですよね」

鈴木敏夫「その(哲学の)要素が入ってないものは、お客さんは観る気にならない。要するに、ヒット映画にならないってことなんです」

朝井リョウ「はい」

鈴木敏夫「そんな要素を入れようと思わないならば、『ダースベイダーが父親だった』なんて要素は入ってこないんだ、と。そこがスターウォーズとそれ以前の映画の違いなんだ、と」

朝井リョウ「はい」

鈴木敏夫「たしかに、それ以降の映画を観ていると、たしかにそうした要素が入っている。まさしく宮崎駿なんかそうでしょ?」

朝井リョウ「そうですね。メタファーのようなものがあって。みんなが考えるんですよね」
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伊集院光「『風立ちぬ』の庵野秀明に違和感しかない、と話せなかったワケ」

2013.09.25 (Wed)
2013年09月23日放送の「伊集院光 深夜の馬鹿力」にて、『風立ちぬ』の感想について語っていた。

風立ちぬ
風立ちぬ サウンドトラック

伊集院光「『風立ちぬ』面白かったのね。僕の感想ね…たとえば昔付き合ってた女が超ブスだったとして、俺がその時に抱いていた恋心とか、その時にそのブスにしてやったこと、してもらったことに関して、全否定は出来ないだろうって」

「『アイツ、ブスじゃん』って言われても、『それがなんだよ』って話だよって言うのが、僕の感想で。『風立ちぬ』っていうのは、そういう映画だって思ったんです。好きなんだけど、唯一…分からないというか、『え?』って思ったのが、主人公の男の人の声を、庵野秀明監督がやってんだけど、これが超合わないのね、俺の中で」

「そのことを言うと、自分に跳ね返ってくるんですよ(注:ジブリ映画『かぐや姫の物語』で、伊集院光は声優をやっている。伊集院光×ジブリ・高畑勲監督「リアルさの追求ではないアニメの進化」)俺は知らないよ、高畑勲監督がOKって言ってんだから、知らねぇよ(笑)完成型は観てないけど、自分のやってることが合ってるかどうかなんか分からないし」
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伊集院光×ジブリ・高畑勲監督「リアルさの追求ではないアニメの進化」

2013.09.24 (Tue)
2013年09月23日放送の「伊集院光 深夜の馬鹿力」にて、伊集院光がジブリ・高畑勲監督と対談したという内容について語っていた。

ホーホケキョ となりの山田くん
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伊集院光「かぐや姫の物語」に出演

伊集院光「2年前くらいに事務所に話がきて。ジブリ映画に、声の出演をしないかって打診があって。それは願ったり叶ったりだけど、1つだけ確認してほしいことがある、と。僕は、宮崎駿さんのアニメに関して、乗る反るが激しくて、ラジオとかでもそんなに好きじゃないよって話を結構してますよ、と」

「偶然、良かったことがあって、ただ俺は高畑勲監督の作品は好きですって話をしてて。『火垂るの墓』と『ホーホケキョ となりの山田くん』が好きなんで。その時点では、ウチのマネージャーも、どっちの監督かって分からなかったらしいんだけど、結局、高畑勲監督の作品だったのと、向こうが寛大で(笑)そのコメントを聞いても『良い』っていうことだったんで、やらせてくださいって」

「高畑勲監督の『かぐや姫の物語』っていうのに出るってことになったんですよ。この間も、録り直しというか足りないところを録ってきたんですけどね」

伊集院光「映画・となりの山田くん」への思い

伊集院光「高畑勲監督と雑誌の取材で、インタビューやって。いっぱい話をして。色々面白い話を聞いて」

「こっちの思いとしては、『ホーホケキョ となりの山田くん』が好きだっていう。最初のときは、僕はいしいひさいちさんのファンだから、ちょっとイヤだったというか、いしいひさいちさんの『おじゃまんが山田くん』のイメージを持って観に行くと違うなって思ったんですけど、その後に好きになって、やたらたまに観なおしてる作品になってるんですけどね」

「『おじゃまんが山田くん』は、俺が中学生の頃に、兄貴の部屋にあった4コマ漫画を読んだんですよ」

「その後に、テレビでアニメになって、4コマ漫画の舞台は大阪の話で、東淀川3丁目の話で、俺は当時、その地域の様子は全然分からなかったの。でも、こんな感じだろうなっていう、ちょっと汚いアパートがあったり、学生がいっぱいいるんだろうなってイメージで。それがTV版になったとき、東江戸川3丁目になったの。全国区にするにあたって、東京にした方がいいだろうってことになったんじゃないかな」

「それで、1回目の『おじゃまんが山田くん』のアニメ化の裏切りみたいなのがあって。『江戸川は知ってるけど、俺の中にある東淀川はそんな感じじゃないから』っていう。それで映画になった時も、意外とほのぼのとした家族映画みたくなってて、『ちょっと違うんだけどな』って違和感はあったの」

「ただ、その頃はCG全盛期で、セル画のアニメから、コンピュータの中で作画をするってアニメに変わっていったっていう中で、『ホーホケキョ となりの山田くん』は、水彩画みたいな、色つきの水墨画みたいな。半紙で直接、筆と絵の具で描いたみたいなタッチでアニメが作られてるの。それに俺は衝撃を受けて」
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おぎやはぎ・小木「最新のジブリが最高のジブリ」

2011.05.21 (Sat)
2011年05月19日放送の「おぎやはぎのメガネびいき」にて、ジブリ映画について語られていた。今までジブリ作品を観たことのなかった小木が、ジブリ作品を観て感想について話していた。

小木「周りの話を聞いて、借りて観たんですよ」

矢作「ヒゲちゃん(宮嵜ディレクター)は、ラピュタとナウシカが良いって言ってて」

小木「あとは、紅の豚とかね。それで、ナウシカが良いと」

矢作「奈歩(小木の妻)ちゃんは好きなの?」

小木「ナウシカしか観たことないんだって。『ナウシカ良かった』って言うから、1人で観まして」

矢作「どう?」

小木「なんだろうね…こういうのね。観ちゃってから、色々言うのも何かって感じだけど」

矢作「観なきゃダメでしょ。映画の評論は、観る前に言っちゃダメでしょ(笑)」

小木「観る前に好き勝手言いたいもんだけど」

矢作「たしかに、人の悪口とかもそうだね。会っちゃうと言えないもんね。意外と良い人だったりして」

小木「そうそう。そうなのよ」

矢作「会わなきゃ良かったって思うこともあるからね」

小木「たしかに、面白いのよ。ナウシカ。でも、まぁまあ」

矢作「へぇ」

小木「そんなに、です」

矢作「それは自由ですから。本人の面白い、面白くないっていうのは」

小木「俺が思ったのは、ナウシカは1980年代に作られてるのね。あの当時では、すごかったと思う。でも、時代が違うんで。いま観ても、そんなにオモシロクなのいのよ」

矢作「あぁ」

小木「ただ、1980年代に観たら、これはスゴイだろってくらい。センセーショナルなアニメよ」

矢作「当時観たら、スゴイと」

小木「画とかも。当時、そんなアニメ無いだろうって感じよ、多分。俺、多分、観た後に『何コレ?』って思ったの。でも、探ってって。『なんだろう、絶対に面白いはずなのに』って思って探ってったら、時代がそうかもしれないなって」

矢作「あぁ」

小木「セリフもね、格好つけてるの。多いの、セリフも。ただ、アニメであんな格好つけた台詞っていうの、80年代無かったんじゃないかな」

矢作「へぇ」

さらに、以下のように語っていた。
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