伊集院光が語る「エコポイント/エコ減税の矛盾」
2010.11.30 (Tue)

「今、家電量販店が朝からスゴイ並んでてさ。『邪聖剣ネクロマンサー』でも発売になったかなって思って。PCエンジンでお馴染みの。もしくは、『カトちゃんケンちゃんごきげんテレビ』でも発売になったのかなって思いましたよ」
「要は、エコポイントの期限が、もうそろそろ半額になります、みたいなことになるから並んでるのね。スゴイね。また、屁理屈お化けが発動するんだけど、エコポイントって、要は経済の活性化のためってのも分かりますけど、"エコポイント"って名前が付いているらには、エコのためっていう大義名分からかなり外れてると思うんですよね」
「たとえば、自分が42インチのテレビを持ってるとするじゃない。それで、次にエコポイントのいっぱいつく、省エネ型の55インチのテレビを買うとするじゃないですか。そうすると値段によってエコポイント付きますから、5万円分とかつきますよね」
「だけど、本来、省エネ型の19インチにする方が、エコ的にはエライじゃないですか。もっといえば、ヤマダ電機に行って、『二度とテレビを観ません』ってヤツの方がエライじゃん。そういうことじゃないですか。そういう人にエコポイントが付かないんですよね」
「変な話、それがエコポイントっていうなら、そうすべきだよね。電機店じゃなくて、今持っているテレビをスクラップ工場に持って行って、初めて貰えるような制度にすれば良いんじゃないの?」
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