加藤浩次 「アントニオ猪木が語る成功する秘訣」
2010.03.20 (Sat)

「人間って、どうしても『これをやろう!』って思い立っても、振り子と同じで、その振り子が戻ってきた時に『それで本当に良いのか?』って考えて、思い直したり、確認したがるんだって。そうなると、小さく収まってしまう」
「何かを始めても、何ヶ月後かに『本当に俺の進むべき道はこれで良いのか?』とか思うんだよな。でも、そこでさらにアクセルを踏み込まないと、突き抜けて成功することは出来ないってアントニオ猪木は言ってたよ。だから、アントニオ猪木は過去を振り返ることはしないんだって。進みっぱなしなんだって」
さらに、以下のようなことをアントニオ猪木は語っていた、と加藤は話していた。
「他にもね、自分が『これだ!』って思ったものに出会ったら、その枠を越えるまでダッシュを切らないと、到達できない高みがあるって言ってたね」
「最初の加速で、最終的に到達できる地点は決まっているって言ってたよ。でも、それは確かにそうかもね。天才って、やっぱりスタートダッシュって凄いなって思うんだよ。何でもね」
「それで、そのスタートダッシュである程度進んでいくと、もう(個人レベルでなく)周りを巻き込んでいるから、もう振り向けなくなっちゃうんだって。周りが自分を担ぎ出して、自分が上の立場になる。だから、振り向いていられず、周りの人間を引っ張っていくしかなくなるんだって言ってたよ」
「たしかに、アントニオ猪木は新日本プロレスを立ち上げて、かなりの借金も背負っているじゃん。興行のお金も、事業につぎ込まなければならないような状態になって、それでも笑って生きてたんだからね。そういう苦労も笑い飛ばしているんだから」と話していた。
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