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町山智浩、映画『進撃の巨人』後編の見どころについて言及「僕たちが住む現実の日本と、どういう風に繋がるか」

2015.09.15 (Tue)
2015年9月15日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『たまむすび』(毎週月-金 13:00-15:30)にて、映画評論家・町山智浩が出演し、脚本を担当した映画『進撃の巨人 END OF THE WORLD』の見どころについて語っていた。

小説 映画 進撃の巨人 ATTACK ON TITAN (KCデラックス 週刊少年マガジン)

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町山智浩、『進撃の巨人 END OF THE WORLD』の副題は村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』を意識

町山智浩:今回の『進撃の巨人』は、謎解きの部分もあるんですけど、とにかく長谷川博己さんの怪演が(笑)怪演としか言いようのない演技が凄いですけどね(笑)

赤江珠緒:敷島役。

町山智浩:はい、凄いですよ。『MOZU』も凄いですけどね、長谷川さんはね。

山里亮太:変な人をやらせたら、天下一品みたいな。

町山智浩:ノリノリでやってますけどね。あと、石原さとみさんも凄い怪演されてますね。

山里亮太:はい。

町山智浩:樋口真嗣監督と、石原さとみさんが現場で作り上げたものらしいんで。僕、全然撮影現場行ってないんですよ。

山里亮太:ああ、そうなんですか。

町山智浩:だから、どうなってるか分からないんで、実際、試写観たらびっくりしましたよ(笑)色々とびっくりしましたよ(笑)「なんでこうなってんの?」って(笑)

山里亮太:はっはっはっ(笑)

町山智浩:「これは何?」って。長谷川さんのところもそうでしたよ。

山里亮太:へぇ。

町山智浩:「ここ、こうしちゃうんだ」みたいな。

山里亮太:「こういう風に捉えてるんだ」っていう。ギャップが。

町山智浩:映画はね、現場で監督と俳優さんが作るもんなんで。「こうやった方が良いと思うんだよね」って、それの結果が映画であって良いと思うんですよ。

赤江珠緒:うん。

町山智浩:三池崇史監督と話したことがあって。「映画なんてものは、出来上がってみるものまで全然分からないっていうのが一番面白いんだ」って言ってって。『DEAD OR ALIVE』っていう有名な映画があるんですよ。

山里亮太:はい、観ました(笑)めちゃくちゃでしたよ(笑)

町山智浩:竹内力さんと、哀川翔さんが対決するんですけど…これ、オチ言っちゃって良いのかな(笑)とんでもないオチなんですよ(笑)

山里亮太:とんでもない(笑)

町山智浩:竹内力さんと、哀川翔さんが、大激突して大変なことになるんですけど。監督に「アレ、大変なことになったんですけど」って言ったら、「あんなもん、シナリオにねぇよ」って。

山里亮太:ええ?!

町山智浩:「どうしようかなって思って、テキトーに思いつきでやった」って言ってましたから(笑)

赤江珠緒:そんな感じなんですか(笑)

山里亮太:今まで、僕がずっと観てきたのは何だったんだろうかってオチですよ(笑)

町山智浩:そういうのいっぱいあるんですよ、映画って。だから、現場まで分からないんですよ。

赤江珠緒:そう言うことだと、原作が終わってない時点で、「映画を作ろう」って熱意は、「終わるまで待とうか」っていうのはないんですか?

町山智浩:終わるのいつになるか分からないじゃないですか(笑)

赤江珠緒:ふふ(笑)そういう作品っていっぱいありますもんね(笑)

町山智浩:結局、話が終わらないんで、途中で切って作るってやり方もあるんですけど、「結末まできっちりつけて欲しい」って言われたんで。原作は、壮大な謎がまだ解決されてないんで。

山里亮太:はい。

町山智浩:それを解決するっていうとんでもない話で(笑)だって、舞台が日本ですから。それだけでも全然違うんですけど。

赤江珠緒:へぇ。

町山智浩:そういう感じになってますけど。現実、僕たちが住んでるこの現実の日本と、どういう風に繋がるかってところを観てもらいたいですね。

赤江珠緒:ええ?!現実の日本と?

町山智浩:今、我々が暮らしてる日本と、どうやって話が繋がるのかな、と。

山里亮太:一回、巨人の謎とか、新しい話で解決できる嬉しさが、後編にあるかもしれないですね。原作はまだまだ先だから。

町山智浩:そうそう。もちろん、原作は続いていくから、全くそっちとは違う方に落とすと思いますけどね。

山里亮太:そうですよね。色んな結末があって楽しいじゃない。パラレルワールドじゃないけど。

町山智浩:そうそう。

山里亮太:なるほど。

町山智浩:是非、ご覧になっていただければと思います。

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タグ : 赤江珠緒,町山智浩,山里亮太,進撃の巨人,

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