TOP爆笑問題カーボーイ ≫ 爆笑問題・太田、テレビでは絶対に放送できない若手時代のコントを語る「原発問題を考える」

爆笑問題・太田、テレビでは絶対に放送できない若手時代のコントを語る「原発問題を考える」

2015.07.22 (Wed)
2015年7月21日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『爆笑問題カーボーイ』(毎週火 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、テレビでは絶対に放送できない若手時代のコントの内容について語っていた。

2015年度版 漫才 爆笑問題のツーショット
2015年度版 漫才 爆笑問題のツーショット [DVD]

太田光:僕ら、爆笑問題を組んだのが1988年で。まあ、俺らとにかく行き詰まってたんだよね。

田中裕二:早くもね(笑)

太田光:早くも行き詰まってたんですよ。ウチでコントを作ってて。当時、俺はコントを台本で書いてたから。とにかく、ラ・ママに2~3回出て。コーラスラインで、1回目は良かったけど…

田中裕二:2~3回目が、最後まで出来ないんですよ、ネタが。

太田光:最後なんてもんじゃない、最初の5秒で全員、手が挙がって終了させられて。とにかく、3回目は俺が出れないっていうね。

田中裕二:そうそう。俺の前振りだけで。つまんないとお客さんが手を挙げて、5人になったら、途中で終了だからね。

太田光:うん。

田中裕二:それで俺が、最初のフリのところなんだけど、その途中で…

太田光:「原発問題を考える」ってネタをやってたんだけどね。

田中裕二:凄いネタをやってたんだけどね。

太田光:俺が、原発推進派の急先鋒の役でね。俺がもう、放射能まみれになった男の役だっていう、とにかくヒドイネタだったんですけど(笑)

田中裕二:テレビでは絶対にできないんだけど。当時、ライブでそういうネタやってて。

太田光:それで、田中君がニュースキャスターで。「先週は、危ない話でお馴染みの広瀬隆さんにお出でいただきまして、原発の危険性を語っていただきました。今週は、反対の立場からですね、原発推進派の急先鋒でいらっしゃいます…」って、俺の役のことを説明するわけだよね。

田中裕二:そう、そう。

太田光:言ってみれば要するに、原発は安全だって俺が主張するっていう。その経歴は、ここでとてもじゃないけど言えないようなもので。

田中裕二:言えないね(笑)

太田光:要は、チェルノブイリまで行って、どうのこうのっていう。その説明が、難しいんだよな。

田中裕二:ええ。

太田光:それで田中が…

田中裕二:テンパっちゃってね。

太田光:あの時、忘れもしない。「原発推進運動の火付け役でいらっしゃいます…」っていうのを、緊張してな。まず、客の反応がないから。「何言ってんだ?」って(笑)

田中裕二:まだ、笑うところがないしね。ギャグとかじゃないから。

太田光:前振りに2分ぐらいかかるもんな(笑)

田中裕二:アレ、構成に問題があったよね(笑)

太田光:それを言われると、俺は何も言えない(笑)…客も無反応で。そこで、「運動の火付け役者でいらっしゃいます…」って言っちゃって。それで俺は「あちゃ…」って。

田中裕二:うん(笑)

太田光:それで、その辺で5人、手が挙がってな。(太田は)出れなくて。

田中裕二:出れなかったんですよ。

太田光:その後、終わってから反省会ですよね。喫茶店に行って、「お前、どうしてくれんだ?」と。

田中裕二:うん。

太田光:「俺があんだけ、血の滲むような思いをして書いたセリフをだよ…」って。あんだけ練習して…どんだけ練習したか分からない。

田中裕二:スゲェ練習したんですよ。

太田光:それなのに噛むし、「火付け役者なんて言葉はないんだよ。何の役者だ、それは」って。

田中裕二:そう(笑)散々怒られました(笑)

太田光:どういう役者なんだか、ちょっとやってみろ、みたいなことを散々言って、ネチネチと俺が「お前な、今度失敗したら、タダじゃおかねぇぞ」みたいな。

田中裕二:ね。しかも、メイクまで凝ってやってね(笑)

太田光:そうです、メイク凝ってやって。

田中裕二:袖で出ようとしたら、出れなかったんですよ。

太田光:それでリーダー(渡辺正行)が、「はい、そこまでです。出れなかった相方の子…」って言われて。メイクして、情けなく出てきて(笑)

田中裕二:ふふ(笑)

太田光:「残念です」とか言いながら。

田中裕二:スゲェ残酷な(笑)

太田光:「ねぇ、出れなかったね」なんて言われて。チキショーって思って。散々、反省会をして、田中を責めたわけですよね。

田中裕二:うん。

太田光:「お前、何もやってねぇんだから、せめてセリフくらいきっちりやってくれ」と。前回も失敗してるから、俺たちは。

田中裕二:そうそう。

太田光:中国残留孤児っていうネタで(笑)

田中裕二:凄いネタなんですよ。今じゃ考えられないんですけけどね(笑)

太田光:失敗してますからね。そしたら、田中がね…

田中裕二:決め手が、「緊張しちゃったんで」って言ったら、「お前、緊張するっていうのは、俺の台本を信用してないってことだからな!」って言い出して。

太田光:ふざけんなって。

田中裕二:「いや、信用してる、してないんじゃないんだよ」って(笑)

太田光:「俺の台本どおりやってりゃ、ウケんだから!」って。

田中裕二:「いや、緊張するのは仕方ない」って。

太田光:「緊張すんのは、台本がウケないと思ってるからだろ!」って。

田中裕二:そういうことで責めるんですよ。「いや、お前も緊張はするだろ?」みたいなことになって(笑)

太田光:「俺が書いた本だからな。お前は疑うな」って。

田中裕二:「お前は、緊張する権利がない」って(笑)

太田光:「ふざけるな、台無しだ!」って。そしたら、田中君がね、半ばキレましてね。「じゃあ、分かったよ!次にもし俺が失敗したら、解散する!」って。意味分かんんない。

田中裕二:はっはっはっ(笑)

太田光:「意味分かんない。お前にその権利はないから」って。

田中裕二:そうね(笑)

【関連記事】
爆笑問題・太田「若手時代に放送した今では考えられないブラックなネタ番組」

爆笑問題・太田、田代まさしに若手時代に世話してもらった恩義「育ての親みたいなもんです」

爆笑問題・太田が語る「今と昔の若手芸人の違い」


同番組の過去記事



  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

タグ : 爆笑問題,太田光,田中裕二,

トップページへ  |  この記事へのリンク  |  爆笑問題カーボーイ
次の記事:爆笑問題・太田、長嶋一茂のプロ初試合のホームランに芸人として勇気づけられていた「俺達も頑張ろう」

前の記事:ビートたけし、高校球児だった石橋貴明と神宮球場で偶然居合わせていた「漫才に行き詰まり、仕事をサボって…」