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伊集院光、misono風に後輩芸人をコーディネート「指をさして笑われました」

2015.04.21 (Tue)
2015年4月20日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、フリーマーケットにお笑いコンビ・サンライフルのコータローとともに行き、彼をトータルコーディネートしたと語っていた。

家-ウチ-※アルバムが1万枚売れなかったら misonoはもうCDを発売できません。
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伊集院光:フリマに行ったんですよ。その時に、遊び用に今、一緒に草野球を付き合ってもらってる、吉本の若手の、サンライフルっていうコンビのコータロー君っていう子を連れていって。

コータロー君っていう、青森から出てきた元気の良い少年がいるんですよ。上京2年って言ってたかな。青森から一旦、仙台に行って、仙台から上京して2年。元気な純朴な少年なんですけどね。

ソイツを連れて行って。当然、若手だからお金がないわけですよ。今の世の中、お金がないから、バイト先のまかない一食しか食べないって暮らしをしてて。バイト先のまかないの一食しか食えないって暮らしをリアルでやってる子なんで。

それで、先輩が「服を買ってあげるよ」と。上から下まで、地味な服で。「お前のファッションには、冒険がない」と。いつも黒いジャージに、灰色のトレーナーとか着て。「そんなんじゃなくて、俺が上から下まで、コーディネートして、服を一揃い買ってやるから」って。

アイツは最悪でもユニクロ、もしかしたらデザイナーズブランドの店くらい連れて行ってくれてると思ってますけど、集合場所は、大井の駐車場ですから(笑)それで、「今日のトータルコーディネートの予算は、上から下まで、シャツ、パンツ、靴、帽子で2,000円」っていうことで(笑)フリマで洋服を買うってなって。

ドン光が座りが良い?(笑)イジュ小西だと分からないもんね(笑)ドン光としては、まずはパンツだからって。「これだな」って思ったのが、ペパーミントのスパッツ。レディースで。

ペパーミントで、柄物なんですよ(笑)変な、分からない楕円形の丸が書いてあるスパッツ。多分、アレなババアが履いてるっていうのを思い浮かべてもらえれば良いでしょう(笑)ペパーミントのスパッツで、楕円形の黒い輪っかがいっぱい描いてあって。ババアか、コータローしか履かないです(笑)

ドン光からすれば、理由は簡単ですよ。300円だからです(笑)300円だったら、これは流行りますから(笑)でも、タグがつきっぱなしだから、新古品みたいなんだよね。倉庫でちょっと黄ばんじゃったりとか、お店が潰れたとか、売れないで棚晒しになってる内に、はやりが終ったとかっていうことで。新古品が紛れてるんですけど、そのタグが、伊勢丹のタグで。9,800円って。シミとかもないの。300円だよ?(笑)

コータロー君のサイズが、Mの小さめ、Sの大きめくらいだから、レディースも全然入るの。これだ、と。でも、コータロー君がまぁ嫌がる、嫌がる(笑)ファッションって、冒険じゃない?(笑)個性って冒険だってことを、あのファッション誌に、あの人が書いたか書かないか覚えてないけど(笑)

次に、シャツだなって思って。しばらく歩いてたら、ピンクの迷彩のTシャツが売ってて。胸のところにプリントがしてあって。それが、「L'Arc~en~Ciel SMILE TOUR 2004」って書いてあって。

今から11年前の、あの伝説のSMILE TOUR…それがあったかどうかは知らないけど、2004年のSMILE TOURで物販で売ってたもんでしょう。それで、偶然なんですけど、コータロー君が、L'Arc~en~Cielに大した思い入れはないわけ。それなら、無地なのと一緒じゃない(笑)

もし凄い思い入れがあるなら、2015年に、2004年のツアーのTシャツは着たくないかもしれないけど、ちょうど良い偶然なのよ。そんなに嫌いでも好きでもないって言ってるから(笑)それなら、L'Arc~en~Cielって書いてあろうが、胸のところにボラギノールって書いてあろうが、ALBCCDって書いてあろうが、関係なくない?その理屈ですって。何より、200円なんだもん(笑)

その格好してたら、素敵な格好が思い浮かぶでしょうよ。ラジオを聴く力は、イマジネーションの力だからね。素敵な格好が浮かぶでしょうよ。上がピンクの迷彩で、L'Arc~en~Ciel SMILE TOUR 2004って入ってて、下がペパーミントグリーンのスパッツですよ(笑)
でも、こっちは2,000円までって決めちゃってるから。ここで、大事なシャツとズボンをね。合計500円であげてるってことですよ。大事なのはここですよ。たとえば予算2万円でトータルコーディネートしましょうって時に、4つのアイテムを均等に分けて、5,000円ずつ買いましょうって考え方を、お嬢ちゃんたちしちゃうでしょうよ。それは違うの。

本当に、どの口が言ってるのか分かんねぇけど、俺の家のファッション関係の掛け軸には、「ファッションはサイズなり」って書いてますから、床の間に(笑)

2,000円のアイテムを、全部で4アイテム買うからって、均等に500円ずつかけてたらダメなんですよ。この2つを安価にしたのは、一点豪華のためなんですよって言ってるところに、蛍光イエローの帽子があったから(笑)

野球のキャップあんじゃん。西本幸雄監督の、近鉄のバッファローズあたりから流行りだしたのかな。フロントの面は白いけど、後ろの面は一色っていうヤツで。それの、後ろ全体が蛍光イエローそれで、前のところにでっかく、ショッキングピンクっていうヤツ(笑)

青森の人たちは、堅実で実直で真面目だけど、やっぱり、真面目な反面、ファッションに対する冒険心が少ないの。コータローに言ってあげたの。これ、パッと見で、派手すぎて変かと思うかもしれないけど、こういうベースボールキャップ風の形、よく見て、と。引くかもしれないけど、これを真面目に野球する時みたいにかぶるな、と。横かぶりにして、「今から俺に話しかけるときに、自分のことを『ウチは、ウチは』って言ってご覧?凄い、misonoっぽくなるから」って。

偶然なんだけど、コータロー君がmisonoになりたくないんだよね(笑)コータロー君、言わなくても後輩の気持ち分かるよね?黙って俺を見てたけど、「なってどうすんだよ」っていう(笑)でも、口ごたえなんかしたら、ぶっ飛ばせば良い世界だから(笑)お笑いの上下関係は。

上から、蛍光イエローと蛍光ピンクの帽子を横にかぶり、ピンクの迷彩のTシャツを着て、ペパーミントグリーンのスパッツを履き、それで俺に話しかけるときに、「ウチな、ウチな…」っていう(笑)

1万枚売れなかったけど、引退もしないっていう(笑)反故にして当然だ、くらいの。それでいて、このことをちょっと言うと、ブログで「ウチは攻撃されている」みたいな感じでいけ、と(笑)

帽子の値段は、ヒント…100円です(笑)シャツが200円、パンツが300円ですよ。これで、まだ600円残ってますよ。あとは靴ですよ。でも、ここまでで600円ですから、総予算を1,000円にしても良いなって思いましたよ(笑)バランスが合わないもん。靴だけ1,400円だとバランスが合わないから。

トータルコーディネート1,000円ですって決めちゃったあとに、思いついたことなんですけど、今までのアイテムに比べて、フリマで靴って難しいっていう。ズボンもシャツも、SMLの三段階じゃないですか。帽子は、ベースボールキャップみたいなヤツで、フリーですからね。

でも、靴に関しては、基本5 mm刻みだったりするから。今までのトータルバランスと合ってる靴が…(笑)何色なのかももう、分かりませんけど。むしろ、なんでも合いますけどね(笑)

今までの俺のトータルコーディネート計画と合う靴で、しかもコータロー君のサイズは、26.5 cmで。多少の誤差はしょうがない、上下3 cmはしょうがない(笑)靴なんて、すぐ大きくなるんだよ(笑)浮腫んでる日だけ履けば良いじゃない(笑)

靴探しに入るけど、これがないんだよね。26.5 cmの靴が、あんまりないんだけど。それで、一旦、400円まで下げて気づいたんだけど、靴は500円のライン何だよね。全然ないの。

フリーマーケットって、お店の感じが、開催の場所によっても違うんだけど、明治神宮の明治公園のフリーマーケットは、若者が多いんですよ。サークルのノリでやってて。「そのお金で、バーベキュー行かない?」「いいね」「LINEで回して。あと、フェイスブックでドンジャラゲ」みたいな。そう生まれられるのなら、それが良かった…の人たちがいっぱいいるわけです。

あとは、チャリティーバザーみたいなのだと、もうちょっと安めのはある。若者がいるようなところは、「これは古着屋でプレミアつくような、レアなスニーカーです」みたいなのが、それなりの値段になってたりする。さらには、業者が出すお店とかもあるんで、多い日は、それが混在してて。

靴に関しては、それなりの値段してて。力王のタビ、穴の開きそうな地下足袋が一つ、500円までいけるって言われたんだけど、それ以下に下げてくれないっていうのと、一緒に頼んでくれれば良いのに、コータロー君が交渉に参加してくれないっていう(笑)

「ペパーミントグリーンのスパッツと合うじゃん」っていう(笑)テーマを「アレな人」ってしちゃえば、合うじゃんって思ったんだけど、参加してくれなくて。

靴は諦めるか、元の2,000円の基準に戻して買おうかって思ったら、ブルーシートの上にいっぱい靴が置かれてて。サイズも値段も全然合わないんだけど、1個だけ、26.5 cmのハイカットのスニーカーがあって、やや汚いだけど、別に履けないわけではない靴があって。

他、1,500円とかでダメだって思ったんだけど、一応、値段聞いたら、「100円で良い」って。その場ですぐに買って。今までのドギツイ色彩にしてみれば、古いけど日常履きできそうな感じだよ。

白ベースで、ラインに赤いラインと青いラインが入ってるくらいで、その先に、「どうなってるんだよ」っていうようなことは全然なくて。「100円だ」って言うわけ。すぐお金払って、「いいのあったじゃん」って言ったら、コータロー君は、今まで黙ってシュンとしてついてきたんだけど、たまんなかったんだろうね。おじさんに「なんで100円なんですか?」って訊くわけ。

もう、いいじゃん、100円なんだからって。どんな死体が履いてようが、100円なんだから。その人の遺書の内容とか聞いたら、もう買えないけど、良いじゃん100円でって。

衝撃な答えが返ってきて。「さっき、3,000円の靴を買っていったお兄さんが、今まで履いてた靴を、『捨てといて』って言って渡してきた、だから100円だ」って(笑)だから、会場のどこかに、元の持ち主がいるんだよね(笑)超恥ずかしくなって、すぐ帰ってきちゃった(笑)

…あとね、サンライフル・コータロー君、青森県弘前市出身、22歳。純朴過ぎて、俺と河野かずお君っていう、40代差し掛かろうっていう売れない先輩芸人と2人で、寄ってたかって「むしろオシャレなんだって」とか(笑)

「このコーディネートできないと、東京には馴染めないよ」とか。「お前は、自意識過剰で、来たときに黒いジャージに、灰色のトレーナーの方がみっともなくて、今の方が全然イケてんだ」って話を、延々とアイテム1個買うたびにしてたら、俺ら笑いとまらないような格好になってんのに、洗脳されちゃって。「俺、今日、このままバイト行きます」って。

そのままバイト行っちゃって、夜にメールで「凄く笑われました」っていう(笑)「みんなに、指をさして笑われました」っていう寂しいメールがきて(笑)

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