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伊集院光、過去のファミ通を読み返して思う悲喜こもごも「ベッキーにとって代わられたこずえ鈴など」

2015.03.10 (Tue)
2015年3月9日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00 - 27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、『週刊ファミ通』に掲載しているコラム記事をまとめている作業中に、『週刊ファミ通』のバックナンバーを読んでいると、そこに登場するタレントの現在と過去のギャップに、悲喜こもごもを感じると語っていた。

ファミ通と僕 2000-2002
ファミ通と僕 2000-2002 (ファミ通BOOKS)

伊集院光:今週は、ファミ通の連載をまた単行本にするっていう。2013年に、1998-2000年の連載をまとめた第一巻と、2000年から2002年っていうのをまとめた第二巻を出したんですよ。

それで、これをどんどん出していって…元の計画を口にすると、「なんでそんな計画だったんだろ?」って思うくらい寒いんだけど。どんどん出していって、4年遅れくらいにしたい、と。今日出したのが4年後くらいに単行本になるってペースにすると、ファミ通はゲームのことをいっぱい書いてますから、ゲームの世界、3~4年経つと、懐かしい感じににはなってくるので。それくらいのペースで単行本化していきたいね、みたいな話だったんです。

だから、2013年の時点でやっと出たのが、2002年分までですから、11年差だったわけです。これをコンスタントに詰めていこうってって話だったのか、なぜかまたゲーム差が物凄い広がっているっていう状況になり(笑)

今、2015年のうちに、2002-2004年っていうのと、2004-2006年っていうのを出そうってことになって。ゲーム差をまた縮めていこう、と。11年分までゲーム差が縮んだヤツが、今、13年分に広がったのを、また9年分くらいまで縮めるってことをやってるんで。

それで、また古いファミ通を読み返してて。最初の話では、ただ単に誤字脱字は直しましょう、とか。あと、僕はファミ通に載る時、膨大な量を書いて、切るので。膨大な量を書いてる元々のバージョンで残ってるのは、元々のを載せましょう、みたいな。

ただただ、連載のものを束ねただけのもの、それで注釈を少しつけたくらいのを作ろうと思ってたんですけど、今、見てどう思うか、とか。さらにはちょっと面白くなってきたのは、自分のコラムだけでなく、自分のコラムだけではなく、当時のファミ通を読んでツッコミどころを探す、みたいなことをやってる内に、手間が超かかるようになって。

最初の巻と第二巻でそれやっちゃったから、今度の巻も楽はできないなってやってるんですけど、それはそれで大変でさ。ファミ通編集部に行かないと、バックナンバーが全部ないから。ファミ通編集部に行って、そのバックナンバーを出してきて、1個1個、ツッコミどころを書き出して行くって作業をしているわけですよ。

やっぱり面白いね。11年くらい前のファミ通、凄い面白い。ファミ通って、ゲームのことだけではなく、ゲーム周りも面白いんですよ。凄いぶち上げてる、北米で『ファントム』っていう、超新しい面白いゲーム機が出ますっていうのをドカンって立ち上げてるのに、それが2ヶ月ごとに記事が小さくなっていき、音信不通になっていく感じ(笑)

「ファントムって何?」っていう(笑)ファントムを、Wikipediaとかで調べるんだけど、日本のWikipediaにもファントムは出てこないの。それで、Googleで画像検索とかすると、たしかにファミ通に載ってた機械は出てくるけど、それ以降のものは出てこないわけ。それで、アメリカのWikipedia(The Phantom)に載ってるかなって思って調べたら、どうやら出てくるわけ。

そのアメリカのWikipediaの最後の方を和訳してみると、代表者のヤツが裁判に掛けられてる感じは出てくるんだけど(笑)ファントム関連のソフトの話は出てこない、みたいな。その時の希望に満ちたヤツと、現実、分かるじゃん。

その中で、タレントとかもそうなわけ。こずえ鈴が、数年後にベッキーにとって代わられるとも知らずに(笑)調子に乗ってるインタビューとか出てくるわけ。「こずえ鈴、ノッてんなぁ、チェケラチェケラ言ってんなぁ、お前」って(笑)

「『今後はアーティストです』だってさぁ」なんつって(笑)その感じを見ながら、またこずえ鈴のWikipedia(こずえ鈴)を調べるじゃん。そうすると、芸名変えて今、またやってるんだって。フリーディアって名前で。

栄光と挫折とか。俺だってそうですよ。その頃に俺が宣ってることと、今のやってることと全然違ったりするし。そういうことがさらけ出されて行くことが、とても面白いし、全然下っ端だったヤツが今や、みたいなこととかも、いっぺんに調べられるし、いっぺんに見られる凄さ、面白さがあって。

中でさ、当時、ファミ通のグラビアをやる、表紙をやるって、結構な人気者なわけ。ゲームファンの年齢、ファミ通ファンの年齢と、それとアイドルファン、グラビアアイドルファンの年齢が凄い近いから、強烈な争奪戦、売り込みが凄いわけ。その中を勝ち上がってくるから、煌星のごとく、スターが出てくるわけ。

その中で思い出したのが、二代目なっちゃんの星井七瀬って子が、超可愛くて。当時も超可愛くて。今、改めて推してみようかって思うくらい、星井七瀬可愛くて。星井七瀬、短期間に2回表紙になってたりするから、それは売れてるっていうか、キテるわって。でも、その後、あんまり行かないなって思うわけ。未来から来た俺からしてみたらですよ。俺ことドクからしてみれば、星井七瀬が、なんか行ってねぇなって思うわけですよ。

それで、何故行かなかったのかの心当たりに一個あるのは、「曲が超ダサかった」っていうのを覚えてて(笑)『恋愛15シミュレーション』っていう…「ラップ?」っていう(笑)

バリバリ可愛い、なっちゃんにみんなが期待してるのは、ラップじゃないけど(笑)本格的な二代目なっちゃんキタぞって思ってるんだけど、星井七瀬名義の最初のシングルが、「うわっ…」ってラップなわけ。

「それかな?」って俺は思うわけ。そのせいかな、星井七瀬ちゃんがあんまり伸びなかったのはって思って、そこから未来を見れるテレビを持ってるから(笑)2015年の現在、星井七瀬はどうなってんのってことを調べられちゃうひみつ道具を持ってるから。それで、Wikipedia(星井七瀬)で調べると、衝撃的なことが出るよね(笑)

一時芸能界を引退してたんだけど、最近復帰して。また勢力的にドラマとか出てるらしいの(『ファースト・クラス』など)。それはOK、良かったって結末があるんだけど、途中のブレが凄くて。自分と合わないキャラをやってるストレスで、一旦、弾けたっぽいんだよね(笑)

その時に、ぶっちぎれちゃって「やってらんねぇ」って。「なっちゃんなんかやってらんねぇ!」ってなってブログに書いてるのは、「私は、元々、アイドルなんか好きじゃねぇ。好きなのは、レッド・ホット・チリ・ペッパーズとセックス・ピストルズだ」って書きだしてんのね(笑)「そっち?」っていう(笑)

自分のやりたくないラップをやらされたのかと思って。俺たちは可愛い可愛いをやって欲しいのに、事務所が変なラップを持ってきちゃったってことに悩んでたのかと思ったら、それでもねぇ「レッチリや、セックス・ピストルズがやりてぇ」って(笑)

ファミ通も見れるし、Wikipediaも見れる。すると、ファミ通には言われてみれば、「可愛い可愛いみたいな感じで応援してくれるのは嬉しいけど、実は今、一番好きなのは、椎名林檎さんです」みたいなことが書かれてて。だから、ちょっと抵抗してるんですよね。アイドル扱いよりは、ちょっと抵抗してるじゃん。

自分は『恋愛15シミュレーション』みたいなことじゃない、と。同じ漢字2文字からのカタカナでも、恋愛シミュレーションじゃなくて、椎名林檎的な『月経ファンタスティック』をやりたいっていう(笑)

そういうところがほんのり出てるんだけど、本音の一番精神的にキツかった、ブチギレた時のブログは、「レッチリかセックス・ピストルズがやりたい」と。俺ことドクが、上手くそのへんを操作して、当時の星井七瀬と星井七瀬の関係者の人に、「むしろ、そっちの路線じゃねえか?」っていう(笑)

二代目なっちゃんで出てきた星井七瀬に、そっち色の物凄い強いシングルを出してたら、瞬殺されてたかも知れないけど、歴史に残ってたかもしれねぇななんてことを思うよね。

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タグ : 伊集院光,ファミ通,

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