TOP山里亮太の不毛な議論 ≫ ウーマン村本、芸人の卵たちにネタに対する熱き思いを語る「周りにバカにされても自分の中で何が面白いのか探し続けた」

ウーマン村本、芸人の卵たちにネタに対する熱き思いを語る「周りにバカにされても自分の中で何が面白いのか探し続けた」

2014.12.05 (Fri)
2014年12月3日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『山里亮太の不毛な議論』(毎週水 25:00 - 27:00)にて、お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太が、ウーマンラッシュアワー・村本大輔とともに、吉本総合芸能学院の説明会に特別講師として招聘され、そこで講演行ったと語っていた。

WOMAN RUSH HOUR SOLO LIVE DVD I love you
WOMAN RUSH HOUR  SOLO LIVE DVD I love you

山里亮太:吉本の養成所、NSCっていうのと、さらに新しいコースでYCCっていう、裏方さん…放送作家さんだとか、ディレクターさんを目指す人が入るコースができて。その入学希望者というか、入ろうか悩んでる人向けの特別授業をやるってことになって。

その講師で、私、行ってきたんですよ。ただね、怖かったの。自分のNSC入るときにも、そういうのがあって。その時に、周りにいたヤベェヤツの記憶があって。吉本の社員さんが喋るときに、終始ツッコむヤツとか。「ちょっと、何言うてるか分からへんやん!」とか。

「俺ら、ダウンタウンさん倒すために入るつもりなんですけど…良いんすよね?」とか質問するヤツとか。隣にいた人で、白の全身タイツで、胸に「スーツ」ってマジックで書いてるヤツとか。超ヤベェのがいたの。

そんなヤツらがいっぱいいたら、俺は帰ろうと思ったの。「テレビ出てますけど、そんな面白いと思わないんですけど」とか言われたらイヤだし。そしたら怒られても帰ろうって思って。

最初の40分くらい授業で、途中から村本投入なの。そこまでいけば、なんとかン逃げれるかなって思って。それで始まって、80人くらいいてね。俺より年上っぽい人もいてね。それで、登場すると、パラパラって拍手くらいで湧かないの。

それで、やっぱりお笑い目指すような子たちだから、「見せてもらおうか、お前の実力とやらを」って感じがした。だって、拍手も歓声もなかったから。だから、そこで毒っけのあるイジリでまずはご機嫌うかがおうかなって思って。

神保町花月でその説明会があったんだけど、そこでキングコング西野が同じ時間帯で舞台やってて。だから、「アレ?こんな男ばっかりなの?僕が劇場きたとき、若い女の子ばっかりいたから、俺の人気も凄いもんだなって思ったら…なんだ、アレ、全部、西野の客だったのかよ」っていうのが、チンチンにスベって。芸人が一番恥ずかしい「…みたいなね」みたいに言って(笑)

それで、「では…山里の授業は、こちらです!」って、モニターに振ったの。そしたら、そのモニターに出てきた文字、恥ずかしいよ。「南海キャンディーズ山里亮太、エンターテイメントを語る」って。どこに説得力があるんだよって(笑)

そっから、事前に質問を募集してて、それに答える形で。そこで、「こんなディレクターはイヤだ…どんなディレクターですか?」って質問があって。大喜利を振ってんのか、と(笑)確認したら、本当に訊きたい質問だった、と。

「こんなディレクターはイヤだ」って質問、一個ありますと。朝の番組のディレクターさんが、僕の意見は全部無視して、プロデューサーさんが言うことだけ「はい」って言うっていう。僕があまりのことに、初めて言った「舐めてんの?」に対して、「はい」って言ったっていう、素敵なクレイジーなディレクターさんがいらっしゃるんですけどって。

…それで閉鎖された空間で喋るってことで、ちょっと開放的になっちゃって、ブレーキ甘めにしちゃって。結構、ストレートに、自分の感情を織り交ぜながら喋って。そしたら、カメラが入ってんだよね。サンジャポさんとかいたけど、そんなところ使うわけない、大丈夫だって思ったら、一個、盲点があったんだよね。カメラの人が一人、首振ってたの。それ、ニコ動で生配信されてたんだよね(笑)

「ああ~…生ね。言うよね」って(笑)その質問に、ニコ動で生配信されてるって気づいたあとに何を言ったかっていうと、「あ…あと、あんまり、笑ってくれないディレクターはイヤかな」みたいな。そんな当たり障りのないことを言って(笑)でも、時は遅くてさ。

それで、YCC(よしもとクリエイティブカレッジ)っていう、裏方を目指す人の質問タイムで。次は、NSC、まさにお笑い芸人になろうって人の授業になったわけ。さぁ、そこでお待たせしました、と。「特別講師、ウーマンラッシュアワーの村本大輔さんです!」って出てくる。

そこで思ったわけ。「村本よ、ここは地獄だぞ」と。いつもどおり、ゲスなトークをして、村本も一緒に地獄になろうぜって。一人で死ぬのはイヤだ。お前が来てくれて嬉しいよ、と思ったら、村本が来て喋ってるんだけど。

来るぞ、村本。質問来るぞ、と。そしてみんなは「へっ?」って感じになるぞっていうときに、村本に「自分がどういうネタをやって良いか、わからないです」って、結構、マジな質問がきて。

俺が村本のタイプだったら、「そんなネタなんか、作り方教えませんよ。なんでそんな敵に塩を送らなきゃいけないんですか」みたいなことを言うかなって思って。

でも、村本は「自分が何で笑ってるか、ちゃんと考えてる?」って。「自分の中に、自分でしか笑えないポイントとか、自分がこれが面白いって思うポイントが絶対にあるから、それを突き詰めていく。普通、なかなかこれは見つからないよ。でも、頑張っていく。そうすれば、あのブラックマヨネーズさんしか出来ないネタ、チュートリアルさんのあの徳井さんの妄想っていう徳井さんしかできないネタができる」と。

「僕も、無理だけど、頑張って、頑張って探した。周りにどんだけバカにされても探した。それで、色んな感情が突き詰められていって、今、みんなが観てくれてるウーマンラッシュアワーみたいなネタが出来たんだ」…って言いやがったのよ。

やっぱね、分かったの。その時、凄い拍手が湧いたのよ。会場の温度が上がったの。だから、俺、隣で惨めよ。「な?」って感じで村本が振り向いた時に、「ね?」みたいな感じで(笑)

その後、俺が「でもさ、自分のやりたい笑いを見つけられる人って、少ないと思うんだよね。俺なんか、南海キャンディーズでは…」って言って。そこで気づいて。村本がスゲエ良いネタの作り方を言った後に、どうやら俺は、自分のネタの作り方を言わなきゃいけない。

そこは素直に言おうと思って。「南海キャンディーズなんかでは…」って言って、みんなの視線が集まってくるわけ。やべぇ、どうしようって思って、「…あのぉ、一生懸命、ノートに、こうやったらウケるだろうなぁって書くよね」って。

それで、みんなのキラキラした目が、村本にサって戻って。村本がまた、熱く語る、要所要所でボケる。ウケる…結果、みんなが斜に構えてるんじゃなくて、俺が本当にスベってるっていう、地獄の授業だったんだけど。

これはヤバイ、取り返さなきゃって思って。「売れたって実感するときはどんな時ですか?」とか質問あって。最後の方、シメで「まずは村本さん…」って振られて、語るわけ。「いつか、仲間になるかもしれませんけど、その時は頑張りましょう」と。

努力は…死ぬほど努力すれば、報われます。死ぬほどの努力をしなさい」みたいなことを言うわけ。みんな「はい」って。俺は、頭真っ白になっちゃって。これ、終わってんな、これでって思って。

「最後、山ちゃん」って振られて、俺が言ったセリフ「あの…できれば、来ないでください」って(笑)みんなキョトン、よ(笑)

【関連記事】
チュート福田が語る、漫才の新ネタ作りに苦しむブラマヨ「熱海で合宿もしたが出来ない」

ナイナイ・岡村「ビートたけしの飽くなき漫才への向上心」

オードリー若林、「ズレ漫才」が誕生した瞬間の興奮を語る「売れちゃう、売れちゃう」


同番組の過去記事



  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

タグ : 山里亮太,村本大輔,ウーマンラッシュアワー,

トップページへ  |  この記事へのリンク  |  山里亮太の不毛な議論
次の記事:カンニング竹山、還暦を迎えた大先輩・ぶっちゃあを事務所の芸人全員でお祝い「60年で一番嬉しい、楽しい誕生日」

前の記事:南キャン山里、池上彰に呼びかけて池上本人が登場「ダメ元で声を掛けてみようかと思ったら」