伊集院光、日大アメフト部悪質タックル問題を冷静に検証しようと提案するだけで「日大の味方するのか!」と過剰反応されることを危惧
2018.05.31 (Thu)
2018年5月31日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光とらじおと』(毎週月-木 8:30-11:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、日本大学アメリカンフットボール部の悪質タックル問題を冷静に検証しようと提案するだけで、「日大の味方をするのか!」と過剰反応されることを危惧していた。
伊集院光の今週末この映画を借りて観よう vol.1
伊集院光:僕は、フットボールの専門ではないところから思ったことなんですけど、世の中、いろんなニュースにそうなりがちなんだけど。今回ね、この処分、わりと自分の思ってた、自分が「その程度やってくださいね」って、第三者、部外者ながら思ってたことに近いから、ここに文句あるわけじゃないのね。
柴田理恵:うん。
伊集院光:ないんだけども、途中で立ち止まって、たとえば、内田監督の言い分がもし正しかった場合に、「こういうロジックなのか。でも、そこに矛盾がある」みたいな、ちょっと落ち着いて…こういうたとえを出しただけでも、「お前は内田監督の味方なのか?」みたいになっちゃうのは、どうなんだろうって思うの。
柴田理恵:ああ。
伊集院光:いろんな意見を出さなきゃいけない、いろんな角度で、これ別にこの問題だけじゃないの。色んな角度の問題出さなきゃいけないのに、ちょっと「たとえばね…」って、「こういう見方、一旦、してみない?」って言っただけでも、ウワーッて。
柴田理恵:うん。
伊集院光:「アイツは日大の味方だぞ!」みたいになっちゃうのは…
柴田理恵:それはそうですね。
伊集院光:なんかこういうことから、俺らは学ばないといけないかなっていうのは、ちょっと思ったかな。
柴田理恵:うん。
伊集院光:なんかその、元々フットボールは分からない人も、そのパワハラとか、上司とか、なずり付けとか、我が子の教育だとか、色んな側面から関われる問題だった。
柴田理恵:うん。
伊集院光:関わらなきゃ、考えなきゃって思う問題だからって、かなりヒートアップしたんだけど、その中でもちょっと、色んなケースの考え方みたいのをできるのが、健全かなと思うんですね。
有馬隼人:そうですね。「乖離」という言葉を、日本大学の指導者側は使いましたけど、やっぱりそのトップが何気なくした指導だったりとか、発言っていうのが、現場の末端に伝わった時に、どういう行動に現れるかと言うことを、やっぱり想像して、普段から接しなきゃいけないわけですよ。
柴田理恵:そうですよね。
有馬隼人:すごく簡単な例でいうと、「キミちょっと、ジュース買ってきて。たくさん買ってきて」って、頼んで。その子が20本買ってきた、と。「お前、20本も買ってくるのかよ?20本もいらねぇよ」っていう話なんですよ。
伊集院光:まぁまぁ。
有馬隼人:ごくごく簡単な例にすると。
伊集院光:だって、演劇で言えば、「ここのセリフの強さは、最前列のお客さんを殴るくらいなつもりで行くんだ!」ってたとえば言うじゃない。
柴田理恵:ええ(笑)
伊集院光:本当に殴る奴はバカじゃん、どうやったって。
柴田理恵:そう、そう(笑)
伊集院光:でも、はたと立ち止まって、自分の指示がどうとられてるかをもう1回見ようっていうようなことは、多分、みんな考えなきゃだし。色んなところを含んでると思いますが。
伊集院光の今週末この映画を借りて観よう vol.1
伊集院光:僕は、フットボールの専門ではないところから思ったことなんですけど、世の中、いろんなニュースにそうなりがちなんだけど。今回ね、この処分、わりと自分の思ってた、自分が「その程度やってくださいね」って、第三者、部外者ながら思ってたことに近いから、ここに文句あるわけじゃないのね。
柴田理恵:うん。
伊集院光:ないんだけども、途中で立ち止まって、たとえば、内田監督の言い分がもし正しかった場合に、「こういうロジックなのか。でも、そこに矛盾がある」みたいな、ちょっと落ち着いて…こういうたとえを出しただけでも、「お前は内田監督の味方なのか?」みたいになっちゃうのは、どうなんだろうって思うの。
柴田理恵:ああ。
伊集院光:いろんな意見を出さなきゃいけない、いろんな角度で、これ別にこの問題だけじゃないの。色んな角度の問題出さなきゃいけないのに、ちょっと「たとえばね…」って、「こういう見方、一旦、してみない?」って言っただけでも、ウワーッて。
柴田理恵:うん。
伊集院光:「アイツは日大の味方だぞ!」みたいになっちゃうのは…
柴田理恵:それはそうですね。
伊集院光:なんかこういうことから、俺らは学ばないといけないかなっていうのは、ちょっと思ったかな。
柴田理恵:うん。
伊集院光:なんかその、元々フットボールは分からない人も、そのパワハラとか、上司とか、なずり付けとか、我が子の教育だとか、色んな側面から関われる問題だった。
柴田理恵:うん。
伊集院光:関わらなきゃ、考えなきゃって思う問題だからって、かなりヒートアップしたんだけど、その中でもちょっと、色んなケースの考え方みたいのをできるのが、健全かなと思うんですね。
有馬隼人:そうですね。「乖離」という言葉を、日本大学の指導者側は使いましたけど、やっぱりそのトップが何気なくした指導だったりとか、発言っていうのが、現場の末端に伝わった時に、どういう行動に現れるかと言うことを、やっぱり想像して、普段から接しなきゃいけないわけですよ。
柴田理恵:そうですよね。
有馬隼人:すごく簡単な例でいうと、「キミちょっと、ジュース買ってきて。たくさん買ってきて」って、頼んで。その子が20本買ってきた、と。「お前、20本も買ってくるのかよ?20本もいらねぇよ」っていう話なんですよ。
伊集院光:まぁまぁ。
有馬隼人:ごくごく簡単な例にすると。
伊集院光:だって、演劇で言えば、「ここのセリフの強さは、最前列のお客さんを殴るくらいなつもりで行くんだ!」ってたとえば言うじゃない。
柴田理恵:ええ(笑)
伊集院光:本当に殴る奴はバカじゃん、どうやったって。
柴田理恵:そう、そう(笑)
伊集院光:でも、はたと立ち止まって、自分の指示がどうとられてるかをもう1回見ようっていうようなことは、多分、みんな考えなきゃだし。色んなところを含んでると思いますが。
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