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伊集院光、メジャーリーグのアストロズ快進撃の裏にある「データ野球」の凄さを語る「猛烈な量のカメラを置いて」

2017.12.05 (Tue)
2017年12月4日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、メジャーリーグのヒューストン・アストロズが球団史上初のワールドチャンピオンに輝いた快進撃の裏にある、「データ野球」の凄さについて語っていた。

伊集院光の今週末この映画を借りて観よう vol.1
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伊集院光:野球がね、すげぇ複雑になってんなって思ったのは、BSの番組でやってた、アメリカのアストロズの…アストロズって、世界一になったんですよ。世界一になったアストロズのデータ野球が物凄いことになってる、と。

とにかくアストロズは、球場内に猛烈な量のカメラを置いて、そのカメラからプレーの分析みたいなもののデータ化、それに対する対応みたいなのをめちゃくちゃやってるチームで。

確率論で守備位置を決定


色んな打球方向を計算して、どこを守るべき、みたいなのがメジャーにブームがきて。「このバッターは、大体の確率でこっちの方にボール飛びますから」ってことで、守備位置を大胆に変えるブームっていうのが、この5年くらいずっとあって。

だから、「イチローとこういうタイプのピッチャーが対戦した時には、確率論としてこういうふうにこういうゴロが行くことが多いから、本来だったら守ってるべきところは別のところなんだけど、大胆に守備位置を変えるっていうね。

本来は、ホットドッグ売りのお兄さんをセカンドベースに正座させる、みたいな。それはルールでダメだと思うんですけど。あと、ボールがケチャップまみれになっちゃうからダメだと思うんですけど。

フライ理論とカーブ理論


その選手の守備位置を大胆に変える、みたいなのが流行してるわけ。そうすると、なんか分かんねぇけど、ヒットだったはずのものがどんどんアウトになったりしていく、と。それをアストロズはずっと分析をした結果、メジャー全体に広がっていくんだけど、フライ理論って言って、要はゴロを打っても統計的に守ってる場所のところに行きやすいって作戦をみんながとってくるなら、むしろゴロを打っても損だから。

結局、ホームランにさえなっちゃえば、そういうポジションとかシフト関係ないんだから。ホームランの出る確率が高い、フライを思い切り打つことを心がけて練習していきましょう、と。ボールの下をバーンッ叩いて、飛距離を出す練習をしましょうっていうのをずっとやり続けるわけ。

そしたら、ホームランバッターがどんどん出てきて、アストロズは快進撃するんだけど、そのデータ分析班が凄いのは、この理論もみんな実践するようになります、と。この理論をみんなやるようになった先に、何があるかって先に考えて、ピッチャーが投げるボールの中で、一番遠くに飛ばしづらいのは、カーブだってことになり。

で、元々の今のカメラと分析力が凄いから。ボールが今、どれくらいの回転をしてます、みたいなことも見れる、と。で、メジャーリーグの中で、カーブが凄いピッチャーをあらかじめ集めるっていう。

あらかじめ、フライ理論は今シーズンのケツ頃にはみんなやってきます、と。で、アストロズがカネを出して集めるピッチャーは、基本的にリーグでも屈指のカーブピッチャーを集めておくってことで、全員がフライ理論が蔓延しても、その先の手を考えてます、みたいな。

恐らくこのカーブピッチャー理論が出ちゃうと、またさらに新たな手。「向こうがカーブを投げてくるなら、こう」みたいなことにはなってくんだろうけど。なんか、すげぇ&面倒くせぇ、みたいな。

エラーについての分析


でも、メジャーのデータ時代が凄いことになってますよって特集で。選手の評価なんかも、10年くらい前ですかね、『マネー・ボール』っていう本が、野球の本が凄い有名になった時に、データの中で「フォアボールを選ぶ力がある人っていうのに、主眼を置いて補強したら強くなるんじゃないか」っていうのがスタートだったと思うんだけど。

今やそういう色んな指標があって。とにかくカメラが360度全プレイを撮ってるから。外野フライを外野手がとりましたっていうのの中にも、何種類もあります、と。凄い走って、走って難しい打球に追いついてとったって奴と、誰でもとれるってやつをとった奴のポイントは違うはずだって。

移動した距離とか、打球の早さを分析して、一個一個のフライに、アウトにできる確率が高いフライと、そうでもないフライっていうのをわけて、それを99%とれるやつをとっても1点だ、と。逆に言えば、ほぼ100%ヒットの打球をとった場合は100点じゃんっていうのをプラスして、数値で外野手の守備のいい選手順みたいな。

今までは、エラーの数だけで決めてたから、無理して追いついてとれなかったエラーと、誰でもとれるやつをポロッと落としたエラーは、エラーの意味が全然違うでしょうって。「むしろ、こいつ足速くて追いついちゃったからエラーになってるじゃん」みたいな選手は誰なの、みたいなことを分析して、そういう選手を集めていこう、みたいな。

なんかすげぇことになってんなって思って。面倒くせぇ&すげぇみたいな。

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