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おぎやはぎが語る「バラエティ番組でのビジネス涙」

2011.07.08 (Fri)
2011年07月07日放送の「おぎやはぎのメガネびいき」にて、バラエティ番組などで泣くことの意味について語られていた。話の発端は、おぎやはぎが知人の結婚式で泣きそうになるのを必死に堪えていた、といったことから、バラエティ番組でも泣くことを堪えている、と語られていたときのことだった。

矢作「リスナーからのメールで、『テレビで泣いている柴田理恵さんの涙に、曇りはありますか?パフォーマンスの涙か、純真な涙かを見極めるラインはどこですか?』ってきてますけど」

小木「ほうほう」

矢作「これはもう、柴田理恵さんは職業でしょ」

小木「ビジネス涙?」

矢作「もともとは、ビジネス涙じゃなかったのよ。多分ね。でも、今は涙要員で呼ばれるんだから」

小木「そうなんですよ」

矢作「わざわざ、感動するヤツがあったら柴田さんが居て、そこにカメラが寄るから。テレビって、何でもそうだから」

小木「そう」

矢作「たとえば、毒を吐いてくれる有吉くん、毒を吐いて欲しい人。竹山さんだったらキレる、とかね」

小木「うん」

矢作「色々キャラクターがあって、『泣いて欲しい人』ってことでブッキングされてますから(笑)」

小木「タレントさんは、そういうことで呼ばれちゃうわけですから」

矢作「元々は純粋な涙だったんじゃないかな」

小木「うん」

矢作「竹山さんだってそうだったじゃん。最初は普通にキレてたら、途中から『キレてください』ってカンペが出るようになったのと一緒で」

小木「そこを求められるようになっちゃうんだよね」

矢作「だから、最初は本当に涙もろい人だったんだけど、今は『ツライなぁ』って思う時もあると思うよ」

小木「ふふっ(笑)」

矢作「『泣きますよ、もちろん泣きますけど、もう少し泣けるフリ欲しいな』って思う苦悩もあると思うよ(笑)」

小木「はいはいはい(笑)それはね、そうなんですよ」

矢作「だから、俺は言いたいのは元々は純粋。だけど、それが職業になってきてる人がいるから」

小木「うん」

さらに、以下のように語っていた。

矢作「あと、リスナーから『徳光さんや西田敏行さんの涙は、一点の曇りも無い涙ですか?それとも、イヤらしい涙ですか?』ってきてますけど」

小木「まぁまぁ、同じですよ。職業ですよ。涙要員ですよ」

矢作「涙要員ですね。ただ元々、涙もろいのよ」

小木「とりあえず、泣いてたんですよ。最初は」

矢作「俺らもそうだったじゃん。テレビに出ると、とりあえず『仲が良い、みたいなのをやってくれ』って。もともと仲は良いんだけど、それを強要されるとちょっとイヤなんだよね」

小木「急にイヤになっちゃうもんね」

矢作「『仲良いくだりください』みたいに言われるから」

小木「それで呼ばれることもあるからね」

矢作「『仲良いくだりください』『褒め合うくだりください』って言われると一気に引いちゃうけど…でも、柴田さんとかにも、打ち合わせでは、決してそのように言わないと思うよ。言ったら冷めるから」

小木「そうだね」

矢作「言ったら冷めるから」

小木「そうですよ」

矢作「オファーした上で、『泣いて下さい』って一言だけは、言っちゃいけない一言だと思うよ」

小木「うん、そうですよね」

矢作「『言われたら泣かないよ。言わなきゃ泣くから』って」

小木「だから、ちゃんとしたVTRを用意しろ、と」

矢作「西田敏行さんは、前に上田さんとやってた『泣ける歌』みたいのでは、西田さんは役者ですから。すぐに泣けるから」

小木「そう。そこでしょうね」

矢作「芸能人で泣くって言ったら、これくらいしかいないのかな」

小木「河本さんとか、だよね。イメージは」

矢作「ビジネス涙ね」と語っていた。

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