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伊集院光、南スーダンへの自衛隊駆けつけ警護に指摘「民間人かどうかの区別、武器使用許可の線引きは難しい」

2016.11.17 (Thu)
2016年11月16日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光とらじおと』(毎週月曜日から木曜日8:30-11:00)にて、お笑い芸人伊集院光が、南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に派遣する陸上自衛隊の部隊に、安全保障関連法に基づく新任務「駆けつけ警護」を付与することなどを盛り込んだ実施計画が閣議決定されたことについて、「民間人かどうかの区別、武器使用許可の線引きは難しい」などと指摘を行っていた。

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伊集院光:各紙新聞も出ていますけど、「駆けつけ警護」についてですが、これも、線引きが難しいというか。

内山研二:難しいですね。実際に南スーダン、首都のジュバというのは比較的安定しているんだ、と。だから、新しい任務を与えて、駆けつけ警護という新しい任務を与えても大丈夫だ、ということなんだけど。

伊集院光:うん。

内山研二:それでも、やっぱり危険なことには変わりはない、というのは確かにで。実際、南スーダンの状況について、国選のリエン事務総長特別顧問という方が、こういうふうに言っています。「この南スーダンの情勢は、ルワンダを思い起こさせる」と。

伊集院光:うん。

内山研二:ルワンダというのは、1994年に多数派の民族が、少数派の民族を大量に殺害したジェノサイド。「民族大虐殺」なんて言われてましたけど。映画にもなりましたけど、この状況を思い出させる、と。

伊集院光:うん。

内山研二:だから、全土で見ると、非常にやっぱり危険な状況で。「政府軍 対 反政府勢力」という構図だけでなくて、そこに、「民族 対 民族」、しかも少数民族まで巻き込まれて、かなりの惨劇が起きているというようなことですのでね。首都ジュバだから今は安定しているとは言っても全体状況を見るとやっぱり非常に危険な場所であるということには変わりはないんですね。

伊集院光:でも、これも逆から言うと、「そういう状況からだからこそ、国連からしてみたら助けて欲しいし、警護して欲しいわけですよね。

内山研二:はい、そうです。だから、今回の駆けつけ警護の任務が加わったことについては、国連は物凄く歓迎していますね。

伊集院光:うん。

内山研二:また、アメリカなども、やっぱり介入をしている、と。要するに、安保法がずっと施行されてから経ったんだけれども、なかなかそれが実態として姿が見えない、と。今度からはそういう形で、新しく派遣させる陸上自衛隊の部隊に対しては、駆けつけ警護が出る、と。1つの具体例としては、評価できるということになるんでしょうね。

伊集院光:いや、これはとても難しいのはね、「自衛隊が武器を使って、たとえば誤って、民間人を傷付けたりするような事態があったらどうすのか?」と。

内山研二:うん。

伊集院光:「それは、極めて想定しにくい」っていう答弁をしてますけど、でも、今、聞いた状況で、民族間でそういう憎しみ合いが起こっているような状況で、「この人は、一般の人なの?」っていう区別が、まずつきづらいっていうことと。

内山研二:はい。

伊集院光:武器を使わざるを得ないような状況、人として今、命を落としかねない。もしくは、もっと言えば、もっとたくさんの人が命を落としかねない時に、自分の武器を持ってて、使わないっていう。「ここは使って良い、ここは使っちゃいけない」が、明確にできるような状況には、ちょっと聞こえないじゃないですか。

内山研二:そうですね。

伊集院光:だから、これも本当にまぁね…きちんとした線引きは、難しいですよね。

内山研二:ですから、今度派遣されるのが、青森市にある陸上自衛隊の第9師団第5普通科連隊を中心にした350人なんですが、こういう言葉を口にしなくちゃいけないのかなと思うんですが、本当に無事に帰ってきて欲しいですよ。

伊集院光:そうですね。

内山研二:今、いる部隊ももちろん無事に帰ってきて欲しいんですが。

伊集院光:そうですね。本当に、そうとしか言えないんですよね、もう、本当に。「頑張っていただきたい」は違うのかもしれないけどもね。

内山研二:本当に、どう声をかけていいのか。言葉が、なかなか選べないのが難しいです。


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タグ : 伊集院光,

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