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山里亮太、恐ろしすぎてトラウマになった『ガチンコ!』のディレクター「面白くねぇんだから、足引っ張んな!」

2011.02.03 (Thu)
2011年02月02日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『山里亮太の不毛な議論』(毎週水 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太が、TBS系で放送されていた番組『ガチンコ!』で出会った、恐ろしすぎるテレビディレクター・中井康二について語っていた。



山里亮太:まぁ『ガチンコ漫才道』は辛かったね。何が辛いって、『ガチンコ!』って、ファイトクラブの不良を更生させる、みたいなのをやってたから、ヤンキーが観てんのよ。その間に、谷として『漫才道』ってやってたのよ。

本当にそこで数字がストンと落ちるくらい人気無かったんだけどね、コーナーとしては。それで、ヤンキーが観ている影響で、コンビニとかで立ち読みしてると『オイ!そんな立ち読みなんかしてる暇あんのかよ?巨人師匠に怒られんぞ!』って言われて蹴られてたりしてたのよ、あの時。

でも、そんなのは屁でもなかったね。何故かというと、そこのディレクターさんが鬼みたいに怖かったの。怖さが、何て言うのかな…ネチッとしてるのよ。ガチンコ!って、演出があるじゃない。たとえば、塾生同士が揉める、みたいなね。でも、巨人師匠の教えの下、縦社会ですから。そういうのは良くないって言われてるんですよ。でも、作る側は揉めて欲しかったりするじゃないですか。

だけど、『漫才道』では、そういう揉めるシーンとか撮れなかったんですよ。そうするとディレクターさんとか、制作側はフラストレーションが溜まってきて、その怒りが師匠に行けないから全部俺らに来るのよ。

楽屋にいるシーンで、本来だったら「アンタの漫才、オモシロクないんですよ!」とかってシーンが欲しいと思うんですよ。でも、そういうの出来ないんですよ。ガチで漫才やっていこうって感じになったから。そんな中で、ファイトクラブだとヤンキー同士とかだから揉めるのよ。でも、俺らは同じ事務所の縦社会だから揉めないのよ。

そうすると、今でも覚えてるけど、カメラを回すときに「はい、じゃあ今から面白くない映像撮りま~す」って言うのよ。「は~い、OKです。面白くないですけど、流します。はい、お疲れ様です。それでお金貰って帰れるんですから、みなさん良い仕事ですね~」ってね。

「ホントは揉めてくれたりして面白いんですけど、あなたたちが面白くないのは知ってますから。できないのは分かりますから、(カメラ)回しません。回しても流すところな無いんで」って…こんなのよ。ずっと。それで、俺らが優勝コンビとして決まったの。そうしたら、冠番組が特典としてもらえるんですよ。冠番組もらったら、今度はその人が付きっ切りよ。

怖かったんだから。お年寄りに、ケータイの使い方を教える、みたいなコーナーがあって。俺が「これメールを誰に送りたいんですか?」って訊いたら、「本当だったら亡くなったお爺ちゃんに送りたいんですけど」って言われて。

それでボケで、「じゃあ、もうすぐ直でメール渡せますね」って言っちゃったの。そうしたら凍り付いちゃって。それで、俺も毒舌間違ったなぁって思って。

カットが掛かったら、ディレクターさんが入ってきて、「すみませんねぇ~この子、まだ若手で慣れてなくって」って言って。優しいな、謝ってくれるんだって思ったんだけど、お婆ちゃんがハケた後に、俺、胸ぐら掴まれたからね。

部屋の隅っこにドーンってたたき付けられて、「オイコラ!テメェさぁ、ああいう人たちに死とか連想させることしたらテンション下がるの分かんだろ!オモシロクねぇんだから、足ひっぱんなよ!」って言われて、ボッコボコいかれたからね。

その後の俺、全然面白くないよ。怒られないで育ってきてるから、全然免疫なくて。もう、その人は鬼だと思ったね。ADさんもミスすると、でっかいスケッチブックでバコーン!って殴られて。

こういうとき、演者は思うんだよね。「いつか、売れてこの人に『すみませんねぇ』って言わせてやろう」っていうのが大きなモチベーションになるのよ。俺が頑張った元になったのは、そういうことが励みになったりしたのよ。

頑張って、M-1 2004に出て、テレビの仕事をいっぱい貰えるようになって、その人の番組に行くことになったのよ。俺にとってはね、「よし、謝ってもらうチャンスだ」って思ったのよ。アッチも、態度を変えてくるだろう、って思ってたの。あの頃、南海キャンディーズバブルだったから。

それで、楽屋で普通にボーッとしてたら、ディレクターさんが入ってきて。第一声が「おい、山里!お前、今日、面白いこと言えんのか?」だったのよ。全く変わってないの。それで、トラウマになってるんだろうね、あの頃にスイッチが戻っちゃうの。「いや…あの…頑張って、言えるようにします…」って俺も言っちゃって。

そうしたら、ディレクターさんが「ああ、言えるの知ってるよ。最近、ずっと観てるから」って言って去っていったの。超格好いいのよ。もうズルいでしょ。そのやりとりの終始、しずちゃんは全く笑ってなかったけどね。全然関係無いから。

その人は、今も色んな番組で会ったりするけどね。もう良い人になってるよ、俺の中で。


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タグ : 山里亮太,ガチンコ!,,中井康二,

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