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爆笑問題・太田「水嶋ヒロ・KAGEROUの感想」

2010.12.23 (Thu)
2010年12月21日放送の「爆笑問題カーボーイ」にて、水嶋ヒロの処女小説『KAGEROU』について語られていた。

田中「水嶋ヒロくんには、一度メールを送ったんですよ。『小説、読んだよ。太田も最高だったって伝えてくれって言ってたよ。詳しい感想は、ラジオで言うみたいだから』って書いて、俺の感想も送ってね」

太田「うん、うん」

田中「そうしたら返事来て、『本当にありがとうございます。発売日前後にプレッシャーで体調を軽く崩してしまいました。でも、そう言っていただけると、本当に勇気でます。太田さんにもくれぐれもよろしくお伝え下さい』って書かれてて」

太田「『KAGEROU』面白いですよ。何て言うのかな、明るいんですよね。明るく、楽しく、優しい男だってのが本当によく分かりますね」

田中「優しいよね」

太田「うん、本当に良い奴だなって。今、水嶋くんはどうしているのかな?結構、バッシングとかされてて。雑誌やらAmazonのレビューやなんかを見てると、クソみたいな連中が批判しているけどね。本当にそういう奴らは、書評だなんだって言いますけど、はっきり言って書評のレベルじゃないんです」

田中「うん」

太田「単なる嫌がらせ、ジェラシーね。本当に、引きずり下ろしてやろうっていう、イジメです。そんなのが多いからね、彼は純粋で優しい子だから、スゴく傷ついているんじゃないかって思ってるんだけどね」

田中「そうだね。だけど、恐らくある程度は予測しているというか…」

太田「俺も、批判がここまで酷いかって思ってね。言ってみれば、他人の作ったものを、どんなものでも、『作りました』ってものを目の前でバーンって下に落として、踏みつけるようなことをやってるんですよ」

田中「ああ、はいはい」

太田「そんなことをやるヤツが、小説を読んで感動できるワケがないんですよ。そんな感受性も無いようなヤツが言っていることだから、全く気にすることはないんですよ。タレント本だなんだっていいますけど、日本文学でもなんでも、文学なんてものはみんなタレント本って側面があるでしょ」

田中「ほうほう」

太田「太宰治にしろ、島崎藤村にしろ、ドストエフスキーにしろ、ゴゴリにしろ、トルストイにしろ、ヘミングウェイにしろ、松本清張にしろ…」

田中「もういいよ!大体分かったよ。全部ってことね」

太田「全部、タレント本でしょ。その人の生き方が反映するものだし、物語はその人の人生を見るものでしょ。そういった意味では、全てタレント本って側面があるでしょ」

田中「うん」

さらに、以下のように語っていた。

太田「本っていうのは、僕は村上春樹以外は全部面白いって思ってるんですよ」

田中「はっはっは(笑)あの、それもよく分からないけど」

太田「どんな本でも、本読みは人の書いた物っていうのは、どんなに単調であるいは幼稚、稚拙なものでも面白いんですよ。水嶋ヒロくんの小説がそうだってことではないんですよ。俺の小説『マボロシの鳥』も、散々言われましたけどね。だけど愉しめるんです。本読みってのはそういうものなんです」

田中「はい、はい」

太田「活字さえあればね。新聞のどんなくだらない記事であっても、愉しめるんですよ。それが本当に本が好きで、書評家ではないけどね。でも、本が好きな人。今、批判しているような奴らは、本を読む資格がないね」

田中「うーん、うん」

太田「はっきり言って、本を読まないで欲しい。水嶋ヒロの小説は、面白いですよ。それで、何が面白いかっていうと、物語も良いし、すごい爽やかです。大冒険だし、疾走感もある。楽しく読めるんです。物語に入ってしまえば、水嶋ヒロだろうが、齋藤智裕だろうが、関係無いんです。もう、物語に没頭してるんだよね。矛盾しているかもしれないけど、それでいながら、水嶋ヒロをそこに見るんですよ」

田中「うん、うん」

太田「どんな文学でも、タレント本の側面があるって言ったけど、世間の反応も含めて、全てが文学なんです。全てが表現なんです。これはね、他の人にはできないですよ」

田中「うん、うん、うん」

太田「ここまでの反応ね、村上春樹は別格として、ここまで反響を呼んだ文学はないでしょ。だから、あっぱれですよ。どんどん書いて欲しい」

田中「もう何作か書いてるって話もあるし」

太田「もう5作くらい書いているって話もあるから。それはもう、お見事としか良いようがないね。…だけど、俺の『マボロシの鳥』の方が圧倒的に面白い」

田中「なんなんだよ!」

太田「申し訳ないけどね。だから、2位が『KAGEROU』ですよ。全ての本の中で」

田中「単純すぎるだろ。…俺なんかは、本はあんまり読まないし、小説の善し悪しなんか分からないけど、それでも読みやすくてワクワクしたよ」

太田「…『これが文学賞作品か?』っていうけどね、お前ら、芥川賞受賞作品読んでみろよ。クソつまんねぇぞバカ野郎って思うね」

田中「はっはっは(笑)」

太田「分かってんのかってね」

田中「まぁ、それは人それぞれ面白いかどうか分かれるし、面白いだけで良いのかって問題もあるしね」

太田「見事でしたよ」

田中「面白かったですよね。感動したし。裏切られた感もあったし」

太田「とっても良いシーンがありましたよ。宝物のようなシーンがあります。大冒険ですから」

田中「その内、映画化されるんじゃないですかね」

太田「主演は田中くん狙ってるんですか?40歳代の男」

田中「全然、俺っぽくはないけどね」

太田「ハマると思いますけど」

田中「じゃあ、ヒロくんに頼みますか…でも、映画化されたら超話題作で、スターじゃなければ許さないよね、映画会社が。小栗旬とか唐沢寿明とか」

太田「君、読めてないね…」

田中「違う、違う。格の問題としてね。看板というか」

太田「看板は、もう一人の方ですから。キョウヤね。キョウヤの方が看板で良いんです」

田中「まぁね。俺じゃないな」

太田「カンニング竹山か?」

田中「俺か竹山?」

太田「(ドランクドラゴン)塚地?」

田中「ブサイクじゃなくてもね。格好いいイメージは無いにしてもね」

太田「でも、うだつの上がらない人物ですからね」

田中「まぁね。あと、女優さんは誰にしたら良いか、とかね」

太田「女優さんは絢香でしょ」

田中「絢香っぽいよね。読んでると、絢香でしかないって感じがするけどね」

太田「絢香か中島美嘉ね」

田中「なんでだよ。なんで長期休養組なんだよ。宇多田ヒカルとか、鬼束ちひろもね…まぁ、読んでいない人は、是非」と語っていた。

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