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伊集院光、Amazonが他社を淘汰して一強状態となることを危惧「AmazonがOKを出した本しか売りづらい」

2016.06.29 (Wed)
2016年6月28日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光とらじおと』(毎週月-木 8:30-11:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、Amazonが他社を淘汰し、一強状態となってしまうことで、「AmazonがOKを出した本しか売りづらい」といったことになることを危惧していた。

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伊集院光:僕、凄く気になったのは、Amazonが便利で僕も凄い利用しているんですけど、Amazonが今度、電子書籍を定額で読み放題。一説には、9ドルぐらい。月1,000円ぐらい払って。そうすると、そこに登録されている電子書籍を、もうたくさん、何万冊と読めますよというのを始めるんじゃないか、と。

上田まりえ:はい。

伊集院光:何かね、どうやらフライングで出たらしい、と。フライングで出て、「そうなんですか?」って問い合わせた人がいる、と。要するに、インターネットのホームページは用意してあるから、それがいつでも出せるようにしてあったのが、多分、1回フライングで出た。

上田まりえ:出ちゃったんですね。

伊集院光:そうらしい、と。

上田まりえ:うん。

伊集院光:それをAmazonに訊きに行ったら、「いや、まだノーコメントですよ」みたいな段階らしいんですけど。

上田まりえ:おお。

伊集院光:画期的なサービスですけど、既存のいろいろな産業というか、出版関係はまあバタついてますよね。

中村尚登:ですよね。もう、でもアメリカでは2年前から、この同じようなサービスでやってるんですよね。9ドル99セントでね、Amazonが。それを日本にも取り入れようという形なんだと思うんですけども。

伊集院光:うん。

中村尚登:まぁでも、確かに「ただでさえ紙の本の売れ行きが落ちてきているというところで、それをやっぱり何とか伸ばしたい」という出版社側と、かと言ってだけど、「電子書籍で売り上げを伸ばさないと、収益としては上がってこないから、そこも何とかやりたい」というところのせめぎあいですよね。

伊集院光:49歳が古い世代なのか、新しい世代なのか微妙な年ですけど(笑)僕の歳は微妙なんですけど、僕はやっぱり、紙の本に思い入れはあるんです。だけど、電子物は好きで。確かに便利だなって。

中村尚登:ええ。

伊集院光:ガイドブックなんていうのはね、本当に便利なんですよ。

上田まりえ:ああ、なるほど。

伊集院光:今、僕、江戸観音33ヶ所巡りのガイドブックは、電子書籍で買ったんですよ、Amazonで。

中村尚登:ふふ(笑)

伊集院光:結局、持って歩くとこの暑い中だと、ベットベトになっちゃうし、重いから。

上田まりえ:そうですよね。

伊集院光:ああいう、ガイドブック系は検索もしやすくて楽だということで。利用もするんだけど。ただ、ちょっと大きめな問題で、あんまり論じられていないのはね、結局、こういうふうになっていくと、どんどん街の書店とかやっぱり潰れるしかないっていうか、潰れていくじゃないですか。

上田まりえ:減ってきてますよね、本屋さん。

伊集院光:減るでしょ?Amazonほぼ1本になってっちゃった時に、Amazonって、アメリカ系のこういう電子出版系ってね、なんか独特の判断基準で、「これ売らない」ってやったりするの。

上田まりえ:ほう。

:一時期、Amazonで、僕の書いているエッセイが成人向けだっていう。

中村尚登:ふふ(笑)

上田まりえ:伊集院さん、そんなこと書いたんですか?

伊集院光:おちんちんが痒いっていうエッセイはあったの(笑)

上田まりえ:はっはっはっ(笑)

伊集院光:どこがかかってんのか分からない。それに関して、Amazonは説明してくれないの。

上田まりえ:はい。

伊集院光:どうして、僕のやつが一旦、「あなたは18歳以上ですか?イエス、ノー」を通らないといけないのかって。おちんちんが痒かった話、書いても良いだろう。

上田まりえ:おちんちんがかゆかった話は、成人向けになるんですか?

伊集院光:分かんない。でも、どこで判断されているのか、意外に発表してくれないんですよ。「個々の事案に関しては、知らないけどノーです」みたいなことになる。

上田まりえ:そうなると、ちょっと対応がね、いろいろ。

伊集院光:それが、経済の競争でAmazonが勝っちゃうのはしょうがないのかもしれないけど、それが出版と関わってきちゃうと、AmazonがOKを出した本しか売りづらいみたいな状況になってくると、俺はどうかなと思う。

中村尚登:そうですよね。そうなってくると逆に、紙の本として売るんじゃなくて、別のところのルートで、それこそ電子書籍として売るしかない、とかいう可能性も出てくるわけですよね。

上田まりえ:ああ。

伊集院光:そうなんですよ。それがちゃんとAmazonが…これは、褒め言葉ではない。アマゾンのサービスが、あまりに良すぎて淘汰されちゃう。他が参入してもしょうがないんじゃないかという状況に、今、結構なってますからね、そういう感じで。

上田まりえ:ああ。


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タグ : 伊集院光,Amazon,

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