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カンニング竹山が語る、実際に現地視察を行った『福島原発』の今「2号機の200 m手前に防護服なしで降り立つ」

2016.06.07 (Tue)
2016年6月6日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『たまむすび』(毎週月-金 13:00-15:30)にて、お笑い芸人・カンニング竹山が、実際に現地視察を行ったという、福島原発の今について語っていた。

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福島原発を訪れた経緯


カンニング竹山:(東北大震災で)地震が起きて、津波が起きて。色んなことに東北がなっちゃったわけだけど、その時に、福島県にとっては、原発ってものが一番の問題点だったりするわけですよ。

赤江珠緒:うん。

カンニング竹山:いつの日か、俺はその中を。福島県、これだけ行かせてもらってるから、そこを見てみたい、と。

赤江珠緒:うん、うん。

カンニング竹山:何がどうなってるんだ、と。

赤江珠緒:たしかに。

カンニング竹山:コイツのせいで、エライことになったわけだから。俺、見に行こう、と。幸い、俺には子供もいませんし、カミさんの了解さえあれば、行きますよ、ということで、ずっと行く機会を探っていたんですよ。

赤江珠緒:うん。

カンニング竹山:そうすると、何年か行く内に、昔の番組の『Dig』でもお世話になった、ラジオ福島の大和田さんって、今はもうラジオ福島をお辞めになったけど。

赤江珠緒:うん。

カンニング竹山:大和田さんに相談してたの。「中に行けないですか?」って。そしたら、大和田さんが取材に入ったりする時がある、と。「そこに、竹山も入れていいかって聞いてみましょう」っていうことになった。

赤江珠緒:うん。

カンニング竹山:聞いてくれた。そしたら、幸い、この春から線量が下がったんですよ。

赤江珠緒:ああ。

放射線線量が下がった理由


カンニング竹山:なぜ下がったか。これ、ツイッター見てたら詳しい方とか誤解されてるんだけど、爆発している建屋は物凄い危ないです、未だに。でも、他のところは、元々、公園みたいに綺麗だったわけ。桜の木も千本くらいあったわけ。

赤江珠緒:へぇ。

カンニング竹山:緑が生い茂ったところに、原発を作ってるわけですよ。元々は綺麗だった。でも、そこは全部モルタルやコンクリをかぶせたりして、線量をグッと下げた。

赤江珠緒:はい。

カンニング竹山:でも、ここが不思議なところで、周りの大熊町とか、人が住めないところは、線量高いんです。

赤江珠緒:ああ。

カンニング竹山:なぜなら、除染をしてないから。だから、バスで行くときは線量が高いです。

赤江珠緒:うん。

カンニング竹山:その説明もあって。それで、原発内に入ると、線量がグッと下がる。それは、この春からそうなった、と。だから、竹山は別に専門家でもなんでもないけど、「今、防護服着てとかってことではなくなってるから」と。

赤江珠緒:あ、防護服とかなくて?

カンニング竹山:建屋の周りは違うよ。そこは別個の問題よ。

赤江珠緒:そこはまだコントロールできてないんだね。

カンニング竹山:そう、そう。色んな施設もできたから、「それだったら、大丈夫ですよ」「じゃあ、行きたいです」ってことで、俺のスケジュールが合わなくて。

赤江珠緒:うん。

カンニング竹山:それで、「大和田さん、この日の取材はどうですか?」「東京電力さん、どうですか?」って訊いて、ちょうど合ったから、「俺、ここ休みとります」ってことで行ったわけ。

赤江珠緒:うん。

カンニング竹山:それで、見ました。見たことをそのまま言いますよ。偏りも何もないです。

赤江珠緒:竹山さんは、ないね。何の思想もないね(笑)

福島原発の今


カンニング竹山:はい。それで、Jヴィレッジに行って、まず説明を受けます。そこで、本音を色々聞きますよ。それで、色々教えてくれますよ、向こうの人も。個人個人、みんな悪い人でもなんでもない。副社長と喋ったけど、物凄い良い方でしたよ。

赤江珠緒:うん。

カンニング竹山:「でも、これ危ないのは危ないですよね」みたいな話もいっぱいしてます。Jヴィレッジから、バスに乗って原発に入るんだけど、昔は何年か前までは、Jヴィレッジで防護服を着て、バスに乗って原発に行って作業する。

赤江珠緒:うん。

カンニング竹山:僕も一回、防護服を体験で着ましたけど、言葉聞こえないわ、暑いわ。それに、防護服って放射線をカットするもんじゃないからね。付いちゃいけないゴミとかを、直接付かないようにするものだから。

赤江珠緒:ああ、そうか。

カンニング竹山:建屋の近くで働いてる人は、中に鉛を着てる。物凄い作業しにくいわけですよ。

赤江珠緒:そうでしょう。

カンニング竹山:でも、作業員の人が作業できる環境を作らないと、色んな作業が遅れるじゃない?だから、まずそれを徹底したらしい。

赤江珠緒:うん。

カンニング竹山:それで、放射線量を色々抑えられるように、除染で色々やって。

赤江珠緒:ああ、まず作業環境をまずよくしないとね。

カンニング竹山:まずよくしようってことでやったみたいです。それで、春からだいぶ下がって、「素人が入っても大丈夫、案内しましょう。見てください」ってことになったわけ。

赤江珠緒:うん。

作業員の作業環境


カンニング竹山:物凄い機械化されてるんです。凄い機械がいっぱいあって。それで、第一原発に入る時に、誰が何時何分に入ったのかって、機械で全部記録されてて。放射線量とか全部測られて、データが出るわけ。

赤江珠緒:うん。

カンニング竹山:WBCってところを通って。どれくらいの放射線量かって測って。それで、案内が始まって。「今、休憩所はこんなになってます」って、作業員の人と触れ合ったり。「シャワールームもできました」って。

赤江珠緒:うん。

カンニング竹山:それで、外に出る時は、靴下を二重に履いて、靴を履き替えて。「ベストだけ着てください。マスクは大丈夫です。ヘルメットかぶって、軍手しましょう」とかって。それでバスに乗って色んなところを回って。

赤江珠緒:うん。

カンニング竹山:それで、前は降りれなかったんだけど、2号機が一番危ないんです。東電の人も言ってて、とりあえずはそのままになってる。2号機と3号機から200 m離れたところの資材置き場で、「ここは降りれます」と。

赤江珠緒:うん。

カンニング竹山:「大丈夫?」「大丈夫です」って。線量計が至るところにあって、それが作業員の出ていく、休憩場とかそういうところに、大きなテレビ画面のタッチパネルが置かれてて。そこにタッチすると、要は自分が今から、ここで働くってところに、「赤が一番線量が高くて、次、青、緑」ってなって。自分が働くところのタッチパネルを押すと、その状況が出るんです。

赤江珠緒:へぇ。

カンニング竹山:「今から、ここに行く。線量高いところで作業するんだ、じゃあここは中止にしよう」とか。そういう風に分かるようにシステムが全部できてるんです。

赤江珠緒:うん。

カンニング竹山:それで、我々は200 mのところで降りていいっていうから、降りて。「昔はここは、これくらいだったんですけど、これくらいですよ」っていう。「この時間くらいだったら、外にいても大丈夫ですよ」って。1人1人、線量計も持ってるし。そういうのも全部、説明を受ける。

赤江珠緒:うん。

カンニング竹山:4号機のところまで行って、4号機は比較的今、大丈夫になってて。4号機のところにはバスで行く。バスからは降りれないんです。作業してる方もいました。

赤江珠緒:うん。

カンニング竹山:それで、これがツイッターとかで誤解されてるんだけど、全部で9時間は中に入れるのかな。それも、線量計でちゃんと測って。

赤江珠緒:うん。

カンニング竹山:3時間ちょっと中にいて、色んなところでグルーッて全部、地図見ながら回ったかな。海側も行けて、全部回って。桜の木を700本くらい切ったらしいんだけど、その木を積み上げてるのあったりとか、今まで皆さんが着た防護服とか、軍手とか。そういうのが箱に入って、積み上げられてて。

赤江珠緒:うん。

カンニング竹山:「これ、どうすんの?」って言ったら、「焼くためにここに置いてます」って。

赤江珠緒:うん。

竹山の被曝量「歯のレントゲン1回分」


カンニング竹山:グルグル回らせてもらって。免震棟とか、その辺も全部案内してもらって、建物も結構、行かせてもらって。それで結局、出る時はまた大変。機械に入り、どれくらいいたか、とか。女性と男性でも、また違ったりするんだって。

赤江珠緒:うん。

カンニング竹山:出るときに、データが出ますよ。結局は、「歯のレントゲンを1回くらいの放射線を浴びてることになります」みたいな。

赤江珠緒:そういう結果が、その日にもう分かるの?

カンニング竹山:分かるわけ。それが危なかったりしたら、またその中に病院もあるから。病院っていうか、そういうのを対応できるところ。

赤江珠緒:うん。

カンニング竹山:っていうような仕組みになってて。何かと言うと、今、大分、そういう作業できる環境になってますよ、と。

赤江珠緒:ああ。

カンニング竹山:っていうことです。

赤江珠緒:ええ。

カンニング竹山:僕が見たのはね。

赤江珠緒:最近、全然原発のニュースとかも流れないし、どうなってるか分からないって人がほとんどですもんね。

カンニング竹山:そうなんです。


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タグ : カンニング竹山,赤江珠緒,

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